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ブラン5.7(シンコ・シエテ)2018ジョルディ・ロレンス

通常価格
3,278円 (税込)


ナチュラルで旨味タップリでピュアな
ワインを生み出す自然派生産者です。

スペイン/カタルーニャ

以下インポーター資料より抜粋
(2022.4入荷時の資料)

呼称:ヴィノ・デ・メサ
栽培/認証:ビオロジック/ CCPAE
<テロワール>
土壌:石灰
標高・向き:400m・北、南
面積・収量:6ha・20hl/ha
品種:マカベオ60% パレリャーダ40%
(手摘み/平均14年)

<醸造>
酵母:自生酵母
発酵・熟成:9月8日収穫/除梗後、
4日間醸し/プレスなし
アンフォラで10日間発酵
(マロラクティック発酵あり)
そのまま6 ヶ月間シュールリー熟成
無濾過・無清澄/
瓶詰め:2019年4月16日

SO2:無添加
アルコール度:11%

<特徴>
タラゴナのブランカフォルト村で代々続く
複合農家の一員であるジョルディ・
ロレンスは6つ場所に16haの畑を所有して
います。ワイナリーの住所5-7を冠した
キュヴェで5区画のマカベオと7区画の
パレリャーダを除梗し醸し後アンフォラで
発酵・熟成しました。やや憂いを含む
山吹色、白胡椒の奥からハーブレモンの
香り、ピュアで滑らかなアタックに
エキス感に溶け込む苦み、優しいテイストが
瑞々しいアフターへと続きます。

(インポーター:ワインダイヤモンズ/
販売元:ディオニー)
商品コード:13410
  • 750ml
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  • 生産者情報

ジョルディ・ロレンス(Jordi Llorens)


以下インポーター資料より抜粋

ジョルディ・ロレンス(スペイン語発音だとヨレンス)は、この土地で代々続く農家に生まれました。
ジョルディの家族は1779年からブドウだけでなくアーモンドやオリーブなどの作物を作ってきた複合農家。
ジョルディ自身はサスティナブル農業に長年熱心に取り組んでおり、現在はオーガニックのオリーブオイルも造っています。

代々受け継がれて来た16ha前後のブドウ畑で一切の化学薬品に頼らない方法でブドウを育ててきた
ジョルディですが、ワイン造りを始める以前はその全てを地元のコーペラティフへ格安で販売し
細々と生計を立てていました。ワイン造りをスタートしたのは2008年、この当時は酸化防止剤も使用していましたし
styleは今と180度真逆。現在のようにナチュラルワインへ移行したヴィンテージは2012年からになります。

同じコンカ・デ・バルベラのジョアン・ラモン・エスコーダの影響を強く受けましたが、
スタイルはエスコーダがエネルギーの爆発したスタイルなのに比べるとジョルディは
彼の人柄同様でより純粋で優しく、静けさの中にエネルギーを感じるスタイルかと思います。

彼の住むブランカフォルト村は、モンブランの町から15kmほど、町から離れた森と丘に囲まれた
古くからの小さな静かな村です。ジョルディはこの村で一番の有名人なのは間違い無いでしょう。
ちなみにこの土地は2021年1月の寒波で、ブドウ畑は一面雪景色になりました。

畑は村の周りの標高400mから650mの基本的には石灰岩質土壌の6つの異なる場所に合計16haを所有し
品種は固有品種であるパレリャーダ、マカブー、ガルナッチャやカベルネソーヴィニヨン、
シラーを栽培しています。畑においてもセラーにおいてもビオディナミを実践し、
特に畑は周りの畑と比べて一目瞭然の生きた豊かな土壌とブドウの木、そして生い茂る緑を見ることができます。
標高の高さゆえの冷涼な気候、地中海への近さゆえの海から注ぎこむ涼しい風、
これらは暑い日にも涼しい新鮮な夜が来ることを意味します。ジョルディは土壌の健康、
ブドウの木のバランス、そしてワインの中への複雑味を得るため生物の多様性を促進するよう
草や花を数多く畑や畑の周りに残しています。
彼のセラーは2008年から17年までは実家の向かい側のとても小さい場所でアンフォラや
幾つかのタンクを用いワイン造りをしていましたが、2017年に新しいセラーを近くに作り、
主に白ワインに使用する10基の粘土のアンフォラは地下に埋めてありそれはまた圧巻です。

スパークリングワインも造り始めましたのでデゴルジュの機械など年々設備が充実して行っています。
只、未だに全てを家族で行っておりボトリングも手作業、ワックスによるキャップシールも
妹が1本ずつ丁寧に行うなど依然として手作りには変わりありません。

醸造は至ってはシンプルで自然酵母のみを使用し何も足しません。もちろん濾過のようなプロセスもありません。
衛生状態には最も気を使い、果実の純度、優美さ、繊細さ、それに複雑さとデリケートな新鮮さが
丁寧なその気遣いを物語っています。
彼を訪れるとまずは畑を、ブドウを見ることからスタートします。健全なのか、問題があるのか、
19年のようにカビに襲われ多くのブドウを失った際にも彼はきちんと問題を示してくれます。
ジョルディこそは真のファーマーに違いありません。

出会ってからずっと彼の造るワインを毎年追い続けた結果、最も尊敬すべきは<その人柄と
ワイン造りへの姿勢という事に年々気づかされていきました。出会った人々をHappyに、
朗らかで優しい気持ちにさせてくれる彼の人柄とワイン達、日本でもお酒を愛する多くの方々に
感じてもらいたいと願っています。

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