以下インポーター資料より抜粋
このシャトーの現当主であるエステル ルマージュ女史のルマージュ家は、19世紀の終わり頃から伝統的な葡萄栽培者としてサンジェルマン デュ ピュシュ村で代々続いています。
彼らは情熱を持って葡萄栽培に取り組み、環境を尊重してテロワールを表現することを常に考え、最高の葡萄を収穫する為に努力しています。
その結果、各アペラシオンで素晴らしいワインが出来上がっています。
葡萄の木の平均樹齢は約20年で赤はメルロー種とカベルネソーヴィニヨン種、白はソーヴィニヨン ブラン種、ソーヴィニヨン・グリ種、セミヨン種、ムスカデル種など
ボルドーの伝統的な品種が植えられています。土壌は泥粘土土壌と砂質土壌で葡萄栽培は環境を尊重してリュット レゾネ(減農薬農法)で行い、
葡萄の木の列の間に草を生やして地中の微生物活動を促進して畑を活性化させたり、除葉することで日当たりと風通しを良くして健康で優良な葡萄を収穫し、
さらに収穫量を制限することでクオリティを向上させています。
醸造は葡萄を尊重し、アロマと個性を表現させる為に細心の注意を払って行われます。赤ワインの醗酵は区画、樹齢、品種にもよりますが
破砕した後にステンレスタンクで25から30℃で約1週間行われ、その後、5日から3週間浸漬させます。
熟成は1年間、樽やステンレスタンクで行われ、タンク熟成のワインの方がタニックで骨格がしっかりしており、早くから飲める傾向があります。
また、熟成にはワインが空気と触れることも重要でタンク熟成の場合は2から3ヵ月に1回澱引きして空気に触れさせますが、
樽熟成の場合は樫の木の孔から極微量の空気の出入りがあるので、澱引きは年にもよりますが年0から3回に留められます。
白は各品種ごと、区画ごとに別々に醸造され、11から13℃という低温で約3週間かけてじっくり醗酵させます。