ほぼ自給自足の生活を送るロワールの鬼才「クロード・クロトワ」は
低収量、SO2無添加新樽を一切使用しない等の拘りの造りで
個性的な自然派ワインを生み出します。
以前のクルトワは自然派特有の還元など、ネガティブな部分ばかり心配していましたが、
今のクルトワは全く違います。負の要素が少なく、それでいて集中力が素晴らしいです。
一瞬なんの変哲も無い普通の味わいでも、中に詰まった旨み、要素が時間と共に現れてくるのです。
どのキュヴェもそうですが、じっくりと時間を掛けてお楽しみください。
クルトワ親子の不思議な世界を感じて頂けるはずです!
(コメント2013.12)
<以下、インポーター資料より抜粋>
クロード・クルトワは、コトー・ド・ヴァロアで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、
ビオディナミで素晴らしいワインを造っている。91年の大火事(自然火災)で全てを失い、
ほぼ無一文でソローニュにやってきた彼は、シレックス土壌のレ・カイユ(Les Cailloux)と
レ・パラディ(Les Paradis)という2つの畑で、同じ方法でワイン造りを始め、
ファースト・ヴィンテッジの1995年からパリのレストランや専門家の間で高い評価を得てきた。
「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、
素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や
堆肥を持ってきたら環境が壊れる。だから私は、醸造家であるよりも農夫で
あり続けたい」と語っている。
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。
極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。彼らのワインは、アペラシオンとしては
「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、
特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、
「ヴァン・ド・フランス」で我が道を行く。すべてオリジナルで、深いエキスをとじこめた
ユニークそのもののワインを造る。