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VdFルージュ・ジャノ2018 ヤン・ドゥリュー

通常価格
55,000円 (税込)


自然派ブルゴーニュの生産者の中でも群を抜いた存在。
3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出します。

●産地:フランス/ブルゴーニュ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン

★こちらはヤン・ドゥリューのトップ・キュヴェです。

以下インポーター資料です。
(2023.8 入荷時の資料)

品種:ピノ ノワール

ヤン自身が誠心誠意の仕事とありったけの愛をつぎ込まれて生まれたワインが、この「ジャノ」です。キュヴェ名の「ジャノ」は、愛する祖父のあだ名から名付けられました。2014年が初ヴィンテージとなり、総生産量はバリックで4樽ほど。
ヤン曰く「1樽が試飲用、1樽は自分用。2樽だけ売ることになるかな。」との事。

オート コート ド ニュイの区画のなかでも、ヤン ドゥリューなりの畑の格付けがあり、レ ポン→プルミエ ポン→グラン ポンとそのヒエラルキーの階段をあがるごとに複雑味と表現力が増していきます。そのピラミッドの先端にはアペラシオンこそ名乗っていませんが、ジュヴレ シャンベルタンなどの村名クラスのワインが、さながらグラン クリュのようにその尊大さを樽試飲の段階で見せつけてくれます。そんな事実上のグラン クリュの後に登場した最高の位置づけとなるテート ド キュヴェがジャノです。ニュイ サン ジョルジュ1er Cruから150m離れているオート コート ド ニュイから収穫され、1980年植樹。新樽で2年熟成した後、瓶詰。

この区画は祖父との思い出が詰まった畑で、と言ってもあくまで「隣」の畑ですが、そんなのお構いなしと、ヤン ドゥリューの人生そのものが投影されたかのような重厚な趣と、どの彼のワインも凌駕する圧倒的なまでのヴァイヴレーションを放っています。まさに「筆舌に尽くしがたい」というのが率直な味わいの感想ですが、眼の前のワインと対峙した時に湧き出るように感じた感動は、過去に数えるほどしか例のないものでした。またそのワインが生まれた背景を知れば知るほど、その奇跡に感動をおぼえます。オート コート ド ニュイのとあるひとつの畑から生まれたワインが、そのテロワールから期待されるものを突き抜けるほどに凌駕した表現力を備えており、至宝のようなブルゴーニュの最上のワインたちと比肩する品格と奥深さを備えている事実。そして、それが純粋な自然派ワインの手法 (ヤン ドゥリューは自然酵母での発酵はもちろん、瓶詰めに至るまで二酸化硫黄の添加を行いません)
から生まれているという事は一種の奇跡とも言えます。

「単なるオート コート ド ニュイ (ですらなくVdF) にこの価格はありえない!」と皆さんは感じられると思います。しかし、ヤン ドゥリューがこのまごうことなきトップ キュヴェになぜこの価格を付けたのか、そこに思いを馳せ、共感し、共鳴すれば、その意味するところはすぐさま理解できると思います。正に背筋の伸びるピノノワールで、様々な色の花束を渡されたかのようなフローラルな香りで、正に香水のよう。

2018vtらしく太く凝縮したカシスやブラックベリーの煮詰めた香り、更に彼の特徴であるシャンピニオン香で溢れ、他のキュヴェとは香りの密度や深さが圧倒的に違いがあり、ピノノワールの底力を見せつけられます。 味わいは凛とした酸と太いミネラル、フィネスとはこのワインの事と感じられるエレガントなピノノワールで、余計な分析が空しくなる、素晴らしいワインです。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:16639
  • 750ml
  • 自然派
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  • 生産者情報

Yann Durieux(ヤン・ドュリュー)


以下インポーター資料です。

ヤン ドゥリューは、オート コート ド ニュイのエリアでニュイ サン ジョルジュとアロースコルトンの間に位置する
ヴィレ=ラ=フェイ村を中心にワイン造りを行なっています。2010年がデビューとなるヴィンテージで、
3haほどの広さの畑から革命的なワインを生み出しています。

ジュアリン ギュイヨの下で7年間ワイン造りを学び、その後、DRC社の共同経営者としても知られる
故アンリ フレデリック ロック氏のドメーヌ プリューレロックで2008年から栽培を担当していました。
彼は、自身のワインをリリースするようになってからもプリューレ ロックでの仕事を続けていて、
ロックでの仕事を終えた後や休日などを利用してブドウを育て、ワイン造りに取り組む情熱ある生産者です。
ヤンドゥリューは、ブルゴーニュでも比較的注目されていない土地の中から、可能性を秘めたテロワールを発掘し、
その土地で素晴らしいワインを生み出すことに情熱を注いでいます。

「ブルゴーニュには、今評価されている区画以外にも、誰も挑戦していないけれど素晴らしい可能性を秘めた土地、テロワールがある。
私の人生はそういった土地を発掘し、素晴らしいワインを生み出すことです。」

そんな彼のアンテナにキャッチされたのがオート コート ドニュイという地域でした。
オートコートという格下に見られがちなこの土地で、徹底的にテロワールの可能性を引き出し、
従来の常識を凌駕するワインをファーストヴィンテージから生み出すことに成功したのです。
ブルゴーニュというともすれば保守的になりがちな土地で、ここまでリスクをとって覚悟を決めたワイン造りに取り組むヤンドゥリュー。
その結果はボトルに詰められたワインからしっかりと感じることができます。
「攻めた」といってもあらゆる要素が完璧なバランスのブドウから造られるワインは、豊富なミネラルと芯のある果実味があり、
非常に端正で美しさのある味わいとなっており、不安定さとは無縁です。
ロックやパカレに通じる雰囲気もありますが、その偉大な先輩たちすらも持っていない「明るさ」も備えていて、
気難しさはなく常に外向的で人懐っこい味わいを楽しませてくれます。
そのワインから感じる「明るさ」が、造り手本人に会った際に感じる人柄とシンクロしているというのも興味深い点で、
実際ヤンドゥリューは笑顔を絶やすことのない好青年という雰囲気でした。
(ただし腰まで伸びたドレッド系の髪ともじゃもじゃの髭というファンキーな風貌でもあります)
彼に理想のワインの姿を尋ねると「その日最初に飲むワイン、朝起きて最初に口にして清々しい気持ちにさせてくれるワイン」
と答えてくれました。その明るく、清々しいワインを生み出すために自分自身のすべてをワインに注ぎ込んでいるヤン。
思わず踊りだしたくなる「明るさ」を備えた新時代のブルゴーニュワイン。パリ中のカヴィストやソムリエが話題にするヤン ドゥリュー!
新しいブルゴーニュワインへの扉を開けてくれます。

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