以下インポーター資料より抜粋
1983年創業
栽培:ビオロジック、Nature et progres
仕立て:ゴブレ、ギュイヨ、コルドン・ロワイヤル
支柱・添え木の素材:木
栽培品種:シラー、グルナッシュ、メルロ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、ルーサンヌ、
マルサンヌ、ミュスカ 2015年から:ガメ、シャルドネ
自社畑面積: 7ha
土壌:石灰質・粘土
醸造:セミ・カルボニック
年間平均生産量:30000本
添加物は一切なく、濾過もしない、自然な造りのワイン
ガメの畑について
農家の友人からの買いブドウであり、畑(St julien de serre畑(2)の方です)の面積は2haで樹齢は約35年。
アルデッシュの山の斜面(標高400m)に位置し、土壌はシスト。雨量は年間約2000mm/m25年前から栽培(ビオ認証取得済み)。
ドメーヌから25Km離れたところにある。
ワイナリー「ル・レザン・エ・ランジュ」はジル・アゾーニが2000年にアルデッシュ南部の静かな山間に興したドメーヌです。
同ドメーヌは2014年、ジルの息子アントナン・アゾーニを責任者として、ネゴシアンに生まれかわりました。
【アントナン・アゾーニのプロファイル】
1985年生まれのアントナンは、化学を修めたのち絵画関係のラボで働き、ピッツァイオーロや料理人としても働く。
が、次第に父親の仕事である、ワイン造りに興味を持つ。
オーストラリアのワイナリーとラボラトリーで2年間の経験をへて2013年にアルデッシュへと戻り、父親のジルとともにワイン造りにたずさわった。
2014年にドメーヌはネゴシアンとなる。ジルが所有していた畑は、友人のヴィニュロンへと譲られ、
アントナン自身は15haの契約畑(4人のブドウ栽培家と、友人のワイン生産者たちと契約)と、自身の1haのシラー畑から得られるブドウでワインを造る。
【自身の畑を持ちつつネゴシアンになった理由】
契約畑を増やしたのは、ビオロジック製ブドウを複数の栽培家から購入することをつうじて、
《ビオロジック栽培のムーブメントをよりいっそう広めたい》と、アントナンが考えたから。
同世代の友人には、同様の考えのもと、良い仕事をしている栽培家の畑を紹介する、「畑のクルティエ」のような仕事をしている者もいるそうだ。
2016年や2017年のように、霜害や雹害のひどかった年には、このような仕事は特に重要になるはずである。
父親のジルは、完全に引退したわけではなく、アントナンとは別にジル本人のワインを造っている。
アントナンは父親が興したル・レザン・エ・ランジュのスタイルを踏襲しつつ、自分自身のスタイルを模索中である。
「まずは、醸造中に何が起きても、ジルのように焦らず待つことを覚えなくては」と、アントナンは語っている。
以上インポーター資料より抜粋