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VdFリヴレ・ブラン2019 ジェローム・ジュレ

通常価格
3,465円 (税込)


ローヌの人気の自然派ジェローム・ジュレのワイン

●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ユニ ブラン、ヴィオニエ
●容量:750ml
●白ワイン

ユニ ブランから造られる瑞々しさ溢れるキュヴェです。

以上インポーター資料より抜粋

品種:ユニ ブラン、ヴィオニエ

キュヴェ名の由来はフランス語で小麦の中にある草を指しており、この草を小麦から分離させる必要があったという聖書の一節にちなんで名づけられました。ジェロームは、ユニ ブランが過小評価されている事に納得がいかず、この品種のポテンシャルを最大限引き出す事に注力し、このキュヴェを誕生させました。一般的には地味な印象のユニ ブランですが、非常に豊かな表情を見せるワインに仕上がっています。

大樽で18〜20ヶ月間熟成させた後、無清澄、無濾過、SO2添加なしで瓶詰めしています。野生の白や黄色系の花やレモンピールやプラム、花梨、レモングラス、ハチミツなどの熟した果実味やミネラル感に、鮮やかな酸が見事に絡み合います。

時間の経過と共に南国系フルーツのトロピカルなニュアンスやバター、ナッツ等の香ばしさが加わります。全体的に滑らかな味わいで、瑞々しい果実味と野花やハーブの清涼感が溢れたワインです。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:17345
  • 750ml
  • 自然派
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  • 生産者情報

ジェローム・ジュレ(Jerome Jouret)


<以下インポーター資料より抜粋です>

ヴァランスとアヴィニヨンの中間、モンテリマールの街から西に20kmほど行ったところに
ジェローム ジュレのドメーヌはあります。アルデッシュ地方の南に位置するこの場所は、
決して複雑なテロワールを備えた土地というわけではありませんが、当主ジェローム ジュレの手によって
素晴らしいワインを生み出しています。実際、彼の仕事ぶりは目を見張るものがあります。
秘境とも言うべき丘陵地帯を開拓してブドウ樹を植えて自らの畑としたり、清潔で荘厳な醸造所を
自力で建築したり、自らの住居や新しい貯蔵庫も訪問するたびに増築されて進化していたりと、
ともかく活力と積極性に満ちた人物なのです。

ジェローム ジュレ氏はかつて同地方の自然派ワイン生産者、ジル アゾーニ氏の下で研修をしており、
この際に香り豊かでなめらかなアゾーニのワインに衝撃を受けて自然派ワインを志したと言います。
その後、同じくこの地方のドメーヌ マゼルのジェラール ウストリック氏にも出会い、
自然派ワインが何たるかを心に刻みます。もっとも彼の手がけるワインは、 これら二人のスタイルとは異なります。
多くのワインがピュアな自然派ワインの手法で醸造されながら、質感や香味は非常に安定しており
還元的なニュアンスもあまり見られません。研修などを経て地元に戻った彼は、
ブドウ栽培農家であった父親のいくらかの畑を引き継ぎ、組合にブドウを売る生活を始めます。
その中でも、荒れた土地であった山間の畑を自らの手で開墾するなど栽培面積を広げていきます。
自然派ワインの元詰めをめざしつつも、安定的に蔵の経営を行うためにも様々な可能性を模索します。
自分の力で美味しい自然派ワインが造れるだろうか、そんな不安をも抱えつつ、2006年に組合から独立を果たし、
ドメーヌ元詰めを開始します。

師事した二人の生産者もこの地の先鋭的存在ですが、ジェローム ジュレのワインからは、
その二者とは異なる透明感、慎重さ、安定感、芯の強さ、優しさが備わっています。
カリニャン、アリカンテ、シラー、グルナッシュ、メルロ、カベルネソーヴィニヨン、ユニブラン、ヴィオニエ、
シャルドネなどなど様々な品種を栽培し、そのそれぞれでアルデッシュの常識を覆す高品質なワインを
生み出し続けています。初ヴィンテージの2006年では、自然派ワインの手法で造ったのは
「パ サ パ(一歩一歩慎重に)」と「アン ナヴァン ドゥトゥ(迷う前に迷ってないで)」の2キュヴェのみですが、
とあるサロンでこれらのワインに出会った時にはすでに、「偉大さ」とは違うベクトルの
「きらりと光るセンスの良さ」を備えており将来性をひしひしと感じました。
2年目、3年目と経験を重ねるにつれ、伝統的手法で生産されていた他のキュヴェや品種のワインも自然酵母、
ノンフィルタで造るようになり、そのラインナップはどんどんと広がっています。
どのワインもテロワールだけ見れば決して恵まれた条件ではありませんが、丁寧に丁寧に、
家を建てるのと同様の素晴らしいクリエイティビティで、魅力溢れる飲み心地のよいワインを造っています。

ある時、ジェロームに個人的に好きな生産者を尋ねてみました。

何事にも真摯な彼は、少し悩みつつ・・・

「ラングロールかな。」
確かに、ラングロールになめらかな果実味と飲み心地は、彼のワインに通じる美点で納得させられます。
今後経験を重ねることで、より洗練されたスムーズなワインへと進化していくことが期待されます。

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