以下インポーター資料より抜粋しました。
ピエール=アンリ・ルージョは、5世代続くムルソーのドメーヌ・ルージョの当主マルク・ルージョの息子であり、2010年からワイナリーの運営、ワイン造りに参画している。
2017年からはドメーヌの運営も彼自身の手で行い、有機栽培へと転換し、醸造中の介入の少ないワイン造りへと少しずつ変換していった。
2020VTからは有機認証を取得し、セラーでは以前よりもワインに不必要な介入をしないよう心掛けている。
ワインは年々精緻にテロワールを表現するようになっていると、ピエール=アンリは話す。
そんなピエール=アンリが2017年より始めたのが、自身の名前を冠したネゴシアンワインの醸造。
彼の考えに共感し、友人と呼べるような関係の栽培家たちからブドウを購入し(ただしムルソーだけは自身の畑)、
ドメーヌのワインと同様に、瓶詰めまで添加物を使用しない醸造を実践している。
彼が自身の責任においてワインを造れるようになったのは30歳を過ぎてからのこと。
自身にはまだ経験が足りないし、やってみたいことは山ほどある。
だから例えば休日の土日であってもなるべく訪問依頼などを受けつけ、平日により多くの時間をワイン造りに割けるようにしていると、意欲に満ちている。