VdFユンヌ・トランシュ・シュディスト2018/2019 フィリップ・ジャンボン
自然派ワインの偉大なる異端児
フィリップ・ジャンボンのセレクションワイン。
●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:グルナッシュ85%、シラー15%
●容量:750ml
●赤ワイン
ユンヌ・シリーズでは異質のキュヴェ。
南仏の葡萄を使って造られるジューシーなワインです。
以下インポーター資料です。
(2024.6 入荷時の資料)
品種:グルナッシュ85%(樹齢45年)、シラー15%(樹齢45年)こちらの葡萄は長年フィリップと共にブドウ栽培、ワイン造りを行っているDenis Tardieux(ドゥニ タルデュー)が手掛けたもの。ワインの安定の為、2018vtと2019vtをアッサンブラージュし、熟成させてからリリースされました。
ユンヌトランシュシリーズの中で異質とも言える南仏品種を使用したキュヴェ。このキュヴェは「シンプルで皆で飲むナチュラルな100%ジュースの様なワインを造らないか?」とフィリップ ジャンボンから提案された事がきっかけとなり、誕生しました。各セパージュを別々に醸造。全房で発酵させ、3週間のセミマセラシオン カルボニックを行い、その後コンクリートタンクで18~22か月の熟成。
深みのある濃いルビー色の外観。抜栓直後は還元していますが、次第にクリアになっていきます。酸のある赤系ベリーの果実さとカシスやブラックベリーの様な濃厚な果実がブレンドされたような複雑な果実の香りに、ほのかな土の香りが加わり、徐々に、ナッツやアールグレイ、カカオ、中近東系のスパイスなどの果実以外の要素が顔を覗かせ始め、さらに複雑さが増していきます。
味わいは、果実と酸のバランスが絶妙な仕上がりで、柔らかい果実と丸みがあるタンニンが特徴。フレッシュな果実と美しい酸が素晴らしく、目の詰まった果実と相まって満足度の高いワインになっています。明るい酸が全体をまとめており、前ヴィンテージよりもスルスルと飲み進められます。
抜栓当日であれば問題なく飲み進めることが出来ますが、翌日はボトルによっては若干不安定になるため、当日中に飲みきる方が安心です。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:17729
フィリップ・ジャンボン(Philippe Jambon)
以下インポーター資料より抜粋しました。
「自然派ワインが大好きでたまらない」そんな熱い想いをほとばしらせ、
情熱的に話し続ける姿が印象的なフィリップ ジャンボン氏。
時に頑固なまでの真剣さでワイン造りに向き合う彼は、自然派の生産者仲間から愛着をこめて「自然派バカ」と呼ばれることも。
話題がワインのこととなると友人たちもあきれるくらいヒートアップするジャンボン氏は、ボジョレーの地で、自ら理想とするワイン造りに日々取り組んでいます。
フィリップ ジャンボン氏はかつて、スイスの名門レストラン「ジラルデ」にてソムリエの職に就いていました。
そこで、マルゴーやラフィットといったグランヴァンを口にし、それらが最高のワインであると考えていました。
しかしながら、ある時に口にしたグラムノンのワインをきっかけに、「自然派ワイン」の素晴らしさに心打たれたといいます。
その後リヨンの小さなビストロに移り、ダール エ リボをはじめとする様々な自然派ワインと深く接するようになるなかで、
彼自身も「このようなワインを造ってみたい」という想いが強くなっていきました。
そして、ついに1997年にボジョレー地区にて南向き斜面の樹齢の高い畑を手に入れ、自身のワインを造り始めたのです。
「どんなワインに育つかは、ワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできないよ。」
そう言い放つまでに、十分な畑での仕事と丁寧な醸造を行っているのは言うまでもありません。
以上インポーター資料より抜粋しました。
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