以下インポーター資料より抜粋
ラングドック地方に居を構えるドメーヌ・レスカルポレット(エスカルポレットはブランコの意味)は
造り手の生き様がピュアに表現されたワインを造る魅力溢れる生産者です。
若く心優しいイヴォ・フェレイラの人柄がワインの味わいからダイレクトに感じられます。
彼にドメーヌ名の由来を尋ねると「ブランコで遊ぼうと思えば止まらないようにこぎ続けるだろ?
ワイン造りも同じさ、努力し続けなきゃね。」
イヴォ・フェレイラは、ソムリエとしてサービスの仕事に従事していた時にワイン造りに興味を持ち、
2004年にジャン マルクブリニョの収穫を手伝ったのをきっかけにその興味を具体的な目標へと高めていきます。
収穫作業の後も醸造の手伝いを続け、剪定の時期にも再訪するなどジャン・マルク・ブリニョと時間を過ごし、
彼の哲学に惹かれていきます。そして、2005年からはシャトー ル・ピュイで仕事を得てワイン造りを学び、
2009年に自身のドメーヌであるレスカルポレットをスタートさせます。
レスカルポレットはラングドック地方、モンペリから北西に進んだモンペイルーという村にあります。
丘陵地帯に位置する畑は、理想的なテロワールであるといい、ミネラル豊富な
石灰基岩の上部に石が多く乾燥した土壌が広がり、春から初夏にかけては北西からの強風のおかげで
病害の発生が少なく、ボルドー液や硫黄の散布すらも最小限で済むといいます。
また気温の上がる夏には、海からの風のおかげで涼しさがもたらされ、フレッシュさを
維持したブドウを育てることができます。畑の周囲には自然豊かな森が広がっており、
様々な動植物が生きた多様性溢れる環境は、健全なブドウを共生のなかで育ててくれるといいます。
この恵まれたテロワールをいかして除草剤や殺虫剤、化学肥料などを用いない自然な栽培を採用し、
自然酵母のみで醗酵、補糖・補酸といった人為的介入を排除した醸造をおこなっています。
「ワインは人と人を近づけ、互いに喜びを与え合うことができるもの。
ワインを通じて本当に多くの素晴らしい人に出会えた。だからこそ、努力を惜しまず
ワイン造りを続けて行きたいと思うんだ。一人で畑にいる時も、醸造所にいる時も、
試飲会でみんなにワインを注いでいる時も、こうやって話をしている時もいつも幸せだよ。」
彼が影響を受けたピエール・オヴェルノワとの短い会話から、気さくで素直な人柄と
それを率直に表すワインに魅力を感じたといいます。「人柄を率直に表すワイン」
ドメーヌ・レスカルポレットのエチケットのデザインは、イヴォの妻セリーヌの大親友の母が書家で、
彼女がプレゼントしてくれたデザインです。ドメーヌ名のレスカルポレット(=ブランコ)が描かれたものと
ブドウの樹を抽象化したものが描かれています。