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ファン・フォルクセン・ザール・リースリング2020

通常価格
3,168円 (税込)


スタンダードクラスのクオリティの高さがファン・フォルクセンの凄さです。

●産地:ドイツ/モーゼル・ザール・ルーヴァー
●ブドウ品種:リースリング
●容量:750ml
●白ワイン

ザールの葡萄のみを使って造られるハイクオリティなキュヴェです。ミネラリーで綺麗な酸があり、旨みの乗った素晴らしいワインです。バランスも良く高いポテンシャルがあります。
(コメント2022.5)

以下インポーター資料です。
(2022.5の資料)

品種:リースリング 100%
植樹:30年以上
位置:南向き(ザール各地の急斜面の畑)
土壌:粘板岩、流紋岩、珪質斑岩、硬砂岩

・手作業で収穫、選別を経て、最新式のプレスマシンでやさしく丁寧に圧搾。

・ステンレスタンクで醗酵。野生酵母のみ。培養酵母、酵母の栄養剤、酵素、清澄剤などは一切使わない。

・ステンレスタンクで6-7ヶ月間熟成

Schiefer Rieslingはモーゼルのブドウも使っているのに対して、Saar Rieslingはザールのブドウのみを使う。ザールの土壌は粘板岩だけではなく、流紋岩、
珪質斑岩、硬砂岩などの火山性土壌が混じるのが特徴。樹齢30年以上の急斜面の収穫は、エントリーレヴェルのワインとはいえ、すでにグラン・クリュの風格を垣間見せている。

(インポーター:ラシーヌ)
商品コード:14858
  • 750ml
  • 自然派
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  • 生産者情報

ファン・フォルクセン(VAN VOLXEM)


以下インポーター資料です。

ザールで最も重要なワイン村ヴィルティンゲンの、歴史的な中心部にあるファン・フォルクセン醸造所は、ローマ時代の荘園の館の土台の上に建てられています。
かつてルクセンブルクのイエズス会修道院が所有する醸造施設であった18世紀初期には、シャルツホーフベルク、ヴィルティンガー・ゴッテスフース、フォルツ、カンツェマー・アルテンベルクやヴァヴェルナー・ゴールドベルクといった、ザールで最上のスレート粘板岩土壌の急斜面のブドウ畑に、広い区画を所有していました。

この自然環境から見て大変恵まれたテロワールは、既に1865年、プロイセン王国の時代に行われたブドウ畑の格付けで最上位(グラン・クリュ/グローセ・ラーゲVDP)にランクされています。
所有する51haのスレート粘板岩土壌の急斜面の96%にはリースリングが栽培されており、4%がヴァイスブルグンダーです。ブドウ樹の平均樹齢は40年前後。

ザールの優れたブドウ畑の中でも最も急な斜面の一つにあるヴィルティンガー・ゴッテスフースには、実に樹齢130年に達する自根のリースリングが栽培されています。
2000年のはじめ、この長い歴史を誇る醸造所を現当主のローマン・ニエヴォドニツァンスキーが購入し、歴史的建造物として適切に改修工事を行い、数々の優れたブドウ畑を買い足してきました。
2004年にドミニク・フェルクが醸造責任者として加わった、この醸造所の若いチームが目指しているのは、妥協を排して高品質なワインを追求し、ヴィルティンゲンの歴史ある醸造所がかつて誇っていた名声を現代に蘇らせることです。

ファン・フォルクセンの品質思想の中心にあるのは、自然に近い有機物を使った土壌の世話から手作業で行われる正確な収穫に至るまで、労をいとわないブドウ栽培です。
よく熟して香り高いブドウを収穫するために、グリーンハーヴェストやブドウの一部を切り落とす作業など、様々な手段による収量制限を行い、平均収穫量を約40hl/haに抑えています。
ブドウ樹を新たに植えたり植え替える際は、2001年から主に自根の高品質な苗木を選抜して用いています(マサル・セレクション)。
職人気質に徹して行われる醸造の目的は、個々のブドウ畑の個性を保持することです。例年10月末まで意識的に待ってから始める生理的に完熟したブドウの収穫は、多い時は3回に分けて選りすぐりながら手作業だけで行います。
念入りに果梗を外し、 短時間のマセレーションの後、一部は最新のバスケットプレスを用いる丁寧な圧搾作業に続いて、果汁を主に伝統的な木樽の中で非常にゆっくりと野生酵母で発酵します。
異なるテロワールが持つ個性を保ちつつ、ワインの絹のようなテクスチャーを壊さないように、人工的に培養された酵母は用いません。
念入りな手作業による選別を行い、収穫を非常に丁寧に扱うことで、最近の人工的な醸造手法を全く用いず、化学的に合成された醸造補助物質や清澄剤、さらにマストのシャプタリゼーション(補糖)も一貫して排除することを達成しています。
その結果、大変体に優しく、アルコール濃度の穏やかな、ミネラル感のあるフィネスに満ちたワインとなり、それは華やかなリースリングの果実、はっきりとしたブドウ畑の個性を持つ生き生きとした自然なワイ(Naturweine)で、偉大な熟成能力があるザールワインがその名声を誇っていた1900年頃のスタイルに他なりません。
高貴な甘口のスペシャリティを除いては、全てのワインは(いわゆる)辛口タイプに仕上がっており、豊かな香りの料理に素晴らしい相性を示します。
収穫量を低く抑えるとともに、遅い時期の収穫で果汁糖度はことごとくシュペートレーゼかアウスレーゼのレヴェルになるので、これらのワインは1900年頃のワインと同様に、プレディカート(肩書き)を表記していません。
ファン・フォルクセンのワインが「カビネット」「シュペートレーゼ」あるいは「アウスレーゼ」と名乗る場合、常に甘口か高貴な甘口です。醸造所が所有する5つのグラン・クリュ(グローセ・ラーゲVDP)のリリースは、収穫翌年の9月以降です。

(参考:ファン・フォルクセン公式資料から)

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