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ブルゴーニュ・アリゴテ2019 プティ・ロワ

通常価格
3,850円 (税込)


日本人”斉藤政一さん”がナチュラルなアプローチで造るワインです。


●産地:フランス/ブルゴーニュ
●呼称:ブルゴーニュ・アリゴテ
●ブドウ品種:アリゴテ100%
●容量:750ml
●白ワイン

以下ディオニー・M氏コメント
(2022.9)
ライトイエロー色、青りんごやハーブの香り、しっかりとした粘性に、ふくよかな果実味とボリューム感、穏やかな酸に中程度の余韻が続きます。

リアルワインガイド77号
今飲んで 89 ポテンシャル 89+
飲み頃予想 今~2038

以下インポーター資料です。
(2022.9の資料)

呼称:ブルゴーニュ・アリゴテ
栽培/認証:ビオディナミ/-
<テロワール>
土壌:粘土石灰 泥灰土
向き:240m・コルトンの丘の南側の平地
面積・収量:0.35ha・57hl/ha
品種:アリゴテ100%(手摘み/平均38年)
<醸造>
酵母:自生酵母
発酵:9月22日収穫/空気圧式圧搾
228Lの古樽で発酵(マロラクティック醗酵あり)
熟成:古樽で12 ヶ月間熟成後、
ステンレスタンクで2ヶ月間熟成
軽く濾過・無清澄/瓶詰め:2020年12月
SO2:マロラクティック発酵時:少量
トータル:57mg/L
アルコール度:12.5%

特徴:
19 年は暑い夏でした。1983~84年に植樹したアリゴテを収穫し228Lの木樽で発酵・マロラクティック発酵を行い、古樽で 12ヶ月熟成後さらにステンレスタンクで 2ヶ月追熟させ、晴天の果実の日に瓶詰めを行いました。ライトイエロー色、青りんごやハーブの香り、しっかりとした粘性に、ふくよかな果実味とボリューム感、穏やかな酸に中程度の余韻が続きます。

(インポーター:ディオニー)
商品コード:15089
  • 750ml
  • 自然派
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  • 生産者情報

プティ・ロワ(Petit Roy)


ブルゴーニュで頑張る日本人”斉藤政一さん”がナチュラルなアプローチで造るプティ・ロワのご紹介です。

以下インポーター資料です。

2017年、ブルゴーニュ/ショレイレボーヌでドメーヌ・プティ・ロワを立ち上げた斉藤政一氏は、
1982年中国生まれ。幼少期は中国北部で育ち11歳で日本へ帰国。東京農工大在学中に、
砂漠化の分析で中国を訪問した時、現地でぶどう栽培がおこなわれていたのを見てワインに興味を持ちます。
砂漠化という環境問題は経済と密接な関係を持っており、ただ緑化するだけでは根本的な問題解決にはならない事、
そしてその土地に合った作物、なおかつ経済効果のある作物を植えて育てていかないと
継続的な取り組みができないと感じた事。中国訪問をきっかけとして「ワイン用のぶどう栽培」が、
砂漠化問題解決にぴったりと合致している、糸口になりうるとの考えにいたります。
ぶどうは水分ストレスに強く、しかも原料を加工することによって付加価値が上がるため、
緑化と経済効果をもたらす作物だからです。

この経験と考えが知らず知らずのうちに彼の人生を決定づけます。
ワイン造りをもっと知りたいと思うようになった彼は、在学中から日本のワイナリーを廻るようになります。
そしてその後、長野県の小布施ワイナリーで研修を開始、自然に本場のワイン造りを見たいという欲望が湧いてきます。

2006年に渡仏。ブルゴーニュで本格的にワイン造りの勉強を開始すると同時に、
著名なワイナリーでぶどう栽培と醸造の仕事の経験を積み始めます。
(シモン・ビーズ、ジャック‐フレデリック・ミュニエ、アルマン・ルソー、リュイ・シェニュ)

ワインの魅力にのめり込む彼がいつしか自分自身のワインを造りたいという夢を抱くようになるのも
これも自然の流れです。彼の真骨頂は、ここで焦らずにじっくりと経験と準備を積み上げ始めたこと。
技術、知識、経験、資金を蓄え現地での人間関係を広げ、自らのポテンシャルを高めていきます。

ワインの勉強、仕事以外に、ボーヌに『ラ・リュンヌ』という和食店を立ち上げ、
さらにはワイン機材の輸出を手掛ける等、自らがオーナーとなるビジネスも合わせて手掛け、
栽培と醸造の仕事をしながらいつか自分のドメーヌをと2足3足のわらじをはき続けます。
その努力は身を結ぶまでに10年の時がかかります。

まずは2016年にネゴシアンの「メゾン・プティ・ロワ」を立ち上げます。
デビュー作となる『アルテス』はサヴォワの友人のブドウを買い、醸造所を借りて仕込んだキュヴェになります。

そして遂に! 2017年に「ドメーヌ・プティ・ロワ」を立ち上げ、自社畑をもち、
ショレイ・レ・ボーヌの現在の場所へ引っ越しをします。地下のカーヴを整え、
隣接してる古い建物を工事して住居とし、奥様、娘さん2人の家族4人で生活をされております。

オート・コート・ド・ボーヌに1.2haの土地を借り、そこには0.8haのピノノワールが植わっております。
他に、ポマール村に1haのピノノワール、サヴィニー近郊に0.2haのアリゴテ、0.1haのシャルドネの畑があります。
最終的にはブルゴーニュで4-6haのぶどう畑を持ちたいという目標を持っていますが、
現在は合計2.5haの土地をもち(借り)、2.1haの畑でブドウを栽培しております。

11歳で日本へ、22歳でフランスへ、33歳という若さでブルゴーニュでドメーヌを立ち上げた斎藤氏。
『11年というサイクルで新たな挑戦が回ってくる人生なんですよね』としみじみ語ります。
次の11年を迎える44歳になった時の彼が見てる風景は?そしてその時の新たな挑戦とは?
大きな挑戦を続ける生産者とのお付き合いは紹介する側も興奮を隠せません。
どこか中性的で風をまとっているような爽やかで淀みない雰囲気の彼の人間性はワインにも本当に素直に表現されております。
「日本人がブルゴーニュでワイン造り」、そんな話題性よりもずっとワインが彼について如実に語ってくれます。

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