ル・カノン・ルージュ2021 ラ・グランド・コリーヌ
2017年以降は大岡氏と共同経営者のミュエル・モンジェルモン氏が醸造したものになります。
●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:グルナッシュ60%、シラー30%、
ムールヴェードル10%
●容量:750ml
●赤ワイン
以下インポーター資料です。
(2023.10 入荷時の資料です)
【2023年7月入荷】
2017年以降のル・カノンはサミュエル・モンジェルモン氏が醸造しています。サミュエルはラ・グランド・コリーヌの設立に関わった人物で、今でも共同経営者としてドメーヌの運営に参画しています。ワイン関係の法律に詳しいだけでなく、シャトー・ヌフのとあるドメーヌにて醸造責任者を務めており、2017年以降ル・カノンはここで醸造されています。
手摘みで収穫後、除梗し2週間
セメントタンクにてマセラシオン。
プレスの後タンクで発酵・熟成。
やや深いルビー色。レーズンやカレンズ、デーツ、ドライいちじくなどのやや凝縮感のある果実の香りに、紅茶のような華やかな香りが加わり上品な印象を受けます。しなやかなテクスチャーの角の取れた柔らかいミディアムタッチで、黒系果実のドライフルーツを主体としたコクや深みの感じられる緻密な果実味に、ダージリンのような香り高い紅茶の風味が溶け込み、大きく膨らみます。冷涼感のある綺麗な酸が品種の個性や特徴的な風味をバランス良く引き立て、軽快感を与えながら伸びやかに先へと誘います。
アルコール表記は14.5%と高めですが、ボリューム感や収斂性などは全く感じられません。広がりゆく中で、風味は一層深みを増していくように感じられ口中を充実感で満たし、葡萄の果皮をかじった時のようなフルーティーで微細なタンニンが残り、完熟していた葡萄だったことが伝わってきます。若々しい果実味と洗練されたエレガントな様子が調和するミディアムスタイルです。
(インポーター:ヴォルテックス)
商品コード:16741
ラ・グランド・コリーヌ(La Grande Colline)
「ラ・グランド・コリーヌ」のワインは若き日本人醸造家「大岡弘武氏」がローヌで造る
「ル・カノン」を始めとする人気のワインです。
<以下インポーター資料より抜粋>
ボルドー大学で醸造学を学んだ日本人醸造家が、ローヌの自然派で知る人ぞ知る、
コルナスのティエリー・アルマン氏とタッグを組み、次世代のフランスワインとも思える
すばらしいヴァン ド ターブルを造りました。
<大岡氏からのお願い>
Le CanonはSO2(二酸化硫黄)を殆ど使用していない低価格ワインの為、
"フレッシュな果実味を多く感じるうちに早く飲んで頂きたい"とのことです。
年間生産量:約470ケース
(日本への輸出分以外はフランス国内のビストロやバーなどに出荷されています)
セパージュ:グルナッシュ45%、シラー45%、サンソー10%畑の場所はSt Perayの南約20km、
北ローヌと南ローヌの間のあたりで、すべて買いブドウです。コラージュやフィルターもなし。
醸造・瓶詰めはティエリー・アルマン氏のセラー(コルナス)でおこなわれます。
=Le Canonとは?=
日本語でも男性ことばがあるように、非常に男性的な言葉です。
親しい同僚や男性の仲間同士で、「さあ、一杯飲むぞ!」と言う時にフランス語では
prendre un canonと表現します。その canon を名付けました。
大岡氏のコンセプトは、気軽に飲める(飲み口、価格とも)ナチュラル派ワイン、
本物のワインを造りたい、という思いが込められています。
<大岡弘武氏プロフィール>
1974年、東京生まれ
1997年、渡仏。ボルドー第2大学・醸造学部で2年学ぶ。
2年目のカリキュラムで現地研修があり、あいにくティエリー・アルマンが都合悪く、
ドメーヌジャン・ルイ・グリッパに入る。研修後、そのままグリッパ(ギガル社傘下)に残り、
栽培責任者として重責をこなす。2003年1月から正式にティエリー・アルマンにて栽培、醸造の仕事に従事。
Copyright © ワインと地酒の助次郎酒店 all rights reserved.