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VdFブラン・カストール2017 レ・ボット・ルージュ

通常価格
5,478円 (税込)


ジュラの新星レ・ボット・ルージュのワイン。

●産地:フランス/ジュラ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:シャルドネ
●容量:750ml
●白ワイン

以下インポーター資料より抜粋
(2023.8 入荷時の資料)

彼が所有する区画の中で最も標高の高い丘の上の区画。周辺に遮るものが無いため、風が通りやすく霜の被害が少ない土地です。カストールとは本来ビーバー (Beaver) の事ですが、ここではギリシア神話に登場する双子の兄弟カストールとポリュデウケースより付けられました。(ちなみにフランス語では Castor et Pollux)石灰岩土壌の畑で、樹齢約20年。全房でダイレクトプレスを行い、その後古樽で24か月熟成。2018年の冬にサヴァニャンの澱を添加して再発酵を促し、2019年6月11日に瓶詰め。その後1年間の瓶熟成を経た後、リリース。亜硫酸はマロラクティック発酵後に 1g/hL、更に瓶詰めの前に1g/hL 添加。2017年は4月頭に霜の害があり、収穫量が例年の75%にまで減少しましたが、春以降はとても暑くて乾燥した夏が続き、残された収穫されたブドウは濃厚で熟成度高め。この年はアルコール発酵が中々終了せず苦労したそうです。冬に停止し翌春に再開し、また冬に掛けて停止してしまったので、2018年のサヴァニャンの澱を添加し、再発酵を促して完成しました。

華やかな香りに、奥深い味わいのワイン。白い花の可憐な香りに加え、アーモンドやトーストの香ばしいタッチや花梨、グレープフルーツの皮と言った成熟した果実や柑橘系フルーツのアロマ。少々揮発酸が感じられますが、その事でワインにフレッシュ感と複雑感を与えています。全体的には丸みのある味わいで、果実と酸のバランスが最高。サービス温度は12~14度をお勧めします。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:16561
  • 750ml
  • 自然派

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レ・ボット・ルージュ(Les Bottes Rouges)


ジュラの新星レ・ボット・ルージュはあのステファン・ティソからサポートを受け、
ピエール・オヴェルノワやエマニュエル・ウイヨンからは「忍耐こそが素晴らしいワインを造る」
と教えられたそうです。ワイン造りは2012年からとまだ新しい生産者ですが、
実力も備わった今後とも目の話せない生産者のひとりです。

以下インポーター資料より抜粋
(2019.9入荷時の資料)

「忍耐こそがジュラの地で素晴らしいワインを造る」
さまざまなワインの造り手たちと会って思うのは、そのタイプは2つに分かれるということ。
2つというのは「アルティザン」タイプと「アーティスト」タイプのこと。
つまり職人タイプと芸術家タイプ。天才肌で感覚と直感を重視する芸術家タイプに対して、
情熱を内に秘めてコツコツと仕事を積み上げていくのが職人タイプの特徴ですが、
ドメーヌ レ ボットルージュのジャン=バティストメニゴスもそんな静かに情熱を燃やす職人タイプです。

もともと教師という職に就いていたジャン=バティスト、15年ほど前にアルボワに赴任し、
もともとワインが好きだったこともあって古いプレス機と10aほどの小さな畑を購入して
自家用のワインを作っていました。そんな中、自然なスタイルのワインに出会い、
自身も自然な栽培・醸造でワイン造りに取り組むようになります。
そして、何年かワイン造りの経験を積むことで、専業としてのワイン生産者の道を志すようになりました。
しかしこれは、周囲の人間からは考えられないほどリスクの大きい転身でした。
フランスでの教師という職は、非常に安定した職業として知られ、この職を投げ打って
自然相手の不安定なワイン造りに転身するというのは、多くの人にとってはありえない選択でした。
しかし、ジャン=バティストは入念な準備と確信を持って、2012年からアルボワの地でワイン生産者となります。

彼をサポートしたのは、30haを超える畑を自らの代でビオロジックに転換した陽気な挑戦者ステファン ティソ。
ワイン生産者への転向を考えていたジャン=バティストを勇気づけ、新たな挑戦への背中を押してくれました。
また、ワイン造りの実践的な助言だけでなく、熟成用のセラーなど醸造設備を一部借受けるなど
実質的なサポートも受けました。その他にもこの地の偉大な先達であるピエール オヴェルノワや
エマニュエル ウイヨンからは、「忍耐こそが素晴らしいワインを造る」と教えられたと言います。
ジュラという土地自体は、決してワイン造りが容易な場所ではなく、また近年の天候も
それをさらに難しいものにしています。しかし、その困難を耐え抜き、実直にワイン造りを
続けていけば素晴らしいワインを生み出すことができる。その教えを忠実に守り、
日々の仕事に向かうジャン=バティストの姿は、まさに職人だと言えます。

現在は4haほどの畑をフェルマージュ(賃貸)契約で栽培し、シャルドネ、サヴァニャン、プルサール、
ピノノワールなどの品種を栽培しています。2012年はスタートの年ということもあり、
タンクとプレス機のみ新たに手に入れ、それ以外の設備はレンタル。
醸造所も熟成庫も別々の場所で借りており、作業が煩雑となっていました。
2013年からは、古い民家を購入、醸造所に改築し、本格的なセラーが完成しました。
環境も整い、より理想に近い形でワイン造り取り組めるようになったと言います。

ワイン生産者に転身した現在も週2回ほど身体に障害を抱える子供たち向けの教師を務めるなど、
温和で心優しいジャン=バティスト。多くの試行錯誤を経てジャン=バティスト本人の
繊細で心優しい人柄がピュアに表現されたドメーヌ レ ボッテ ルージュのワインが生まれたのです。

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