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フィサン・ルージュ・レ・ヴィーニュ・オー・グラン2020 リップ・ボワロー

通常価格
8,338円 (税込)


元樽職人がこだわりの樽で造り上げるブルゴーニュ・ワイン。
樹齢も深く全て70年超の古木から造られるワインたちです。

●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:フィサン
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン

樹齢70~90年超の葡萄で造られる村名ワインです。こちらもしっかりと濃い目のピノ・ノワールです。香りにより深みがあり、とても複雑です。しなやかで舌触りの良い果実味、シルキーで心地よいタンニンが、ワインを包み込むように存在して、味わいに厚みを与えてくれます。濃い目のワインなのにとても繊細で、洗練された美味しさを感じさせてくれます。
(コメント2022.9)

以下インポーター資料です。
(2022.9 入荷時の資料)

0.33ha。うち3分の2が樹齢90年以上(1930年植樹)、3分の1が樹齢70年以上(1951年植樹)の超VV。ステンレスタンクでアルコール発酵後、収量35hl/ha。自家製樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成。新樽比率は35%。清澄は行わず、軽くフィルターをかけてビン詰め。

(インポーター:ヌーヴェルセレクション)
商品コード:15180
  • 750ml

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  • 生産者情報

リップ・ボワロー(Lippe Boileau)


以下インポーター資料より抜粋

リップ家はブロション村に1620年より続くぶどう栽培家の家系で、ジュヴレ・シャンベルタンのトラペ家の親戚筋に当たります。
数世紀もの長きにわたって、「ルイ・ラトゥール」や「ブシャール・ペール・エ・フィス」といったネゴシアンにぶどうを販売してきましたが、
2017年、ジャン・ルイ・トラペ氏の姪にあたるキャロリーヌ・リップとその旦那さんのジュリアン・ボワローが垂涎ものの古樹畑を継承したのを機に、自社ビン詰めを志向することになりました。

ジュリアン・ボワローは、ダミー社、ビヨン社、レモン社といったブルゴーニュの名門樽メーカーでキャリアを積み重ねてきた樽職人で、最後はマルサネ社の樽製造責任者として、「ブルーノ・クレール」「フランソワ・ラマルシュ」「ルー・デュモン」等々の生産者に特注の樽を納めました。

醸造家の道を歩む決心をしたジュリアンは、「DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)」の前醸造長ベルナール・ノブレに学んだエドゥアルド・パパン率いる、同じ村の「ドメーヌ・クリュニー」で1年間修行した後、2018年に新ドメーヌ「リップ・ボワロー」を設立し、自社ビン詰めを開始しました。

樽はもちろん自作です。「特注樽の製造は、醸造家との共同作業です。醸造家と一緒に試飲を重ねて各々のワインの特性を完全に理解した上で、原材料となるオークの森、土壌、樹齢から、乾燥の方法や期間、そして焼き方まで徹底的に研究して、それぞれのワインに最も相応しい樽に仕上げます。
私のジュヴレ・シャンベルタンは石灰質主体の土壌のためミネラル分に富み、樹齢が約100年と非常に高いため濃密なスタイルなのですが、このワインには、サントル(フランス中央部)の森の中でもとりわけ石灰質が多い区域に植生している、樹齢300~400年の超古樹オーク(注:一般的には150~200年)が理想的であり、これまで培った人脈を駆使して調達しています。
非常に高密度のオークで、私の樽、とにかく重いです(笑)。焼き方は「tres legere, tres longue(とても軽く、とても長く)です」。「ワインを樽で熟成させる目的は、樽の(木の)香りをワインにつけるためではありません。
むしろ逆に、樽で熟成させたことを感じさせないことこそが極意です。ではそもそも樽に入れなければいいのかというと、そうではないところがワインの奥深いところです。
樽熟成の作用については非常に技術的な話になるので別の機会に譲りますが、私は「ワインに魔法がかかる」と表現しています」。

栽培:実質ビオロジックの極めて厳格なリュット・レゾネ栽培。化学肥料、除草剤、殺虫剤、防腐剤は一切使用しない。近年中に「HVE level3(最高段階)」の認証取得予定

醸造:除梗100%。天然酵母のみで発酵。自家製の樽を使用

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