ルクレール・ブリアン・アピス2017
エルヴェ・ジェスタンが自ら所有し、
醸造責任者として指揮を振るう
「ルクレール・ブリアン」のスペシャル・キュヴェ
ブルターニュの海底60mで熟成させたスペシャルキュヴェ。
ボトルには貝殻など海底で熟成された痕跡が残ります。
エルヴェ・ジェスタンが選んだ究極のカーヴは
なんと海底だったようです。
以下インポーター資料より抜粋
(2023.5 入荷時の資料)
Ch, PN, Me
12 ヶ月間ブルターニュの海底に沈めて熟成させました。
温度変化が1年を通してゆっくりで、
水圧にとガス圧がバランスすることで
ワインのストレスは、ほぼ無いと考えられています。
使われた葡萄はヴリニー、ヴィスイユ、
アヴネ・ヴァル・ドールの 3 つのプルミエ・クリュ。
昔海底だった岩盤が隆起した畑を選択。
海の影響を受けた葡萄を海で熟成させているのです。
何故海底で熟成?
シャンパーニュにとって最も優れた熟成環境とは?
それこそが「アビス」の始まりでした。
理論的には温度が15度以下で安定しており、
充分な湿度がある事。過度な振動や日照が無い。
ガスが抜けることなく、過度に圧力が加わる事の無い状態。
これこそがシャンパーニュにとって
ストレスフリーな状態であると言えそうです。
造り手の地下セラーはそのほとんどを実現していますが、
唯一ガス圧だけはどうしようもないと考えられていた訳です。
しかし、海中60mではボトル内の外に向かうガス圧と
水圧がバランスし、均衡するので、
それさえもクリアされるのです。
もう1つ、奇才エルヴェ・ジェスタンが考えた事が
土壌の特殊性でした。
シャンパーニュの中でも白亜質石灰岩が
強い畑を選びアビスのベースワインを造ります。
この土壌は海の微生物の死骸 (コッコリス)と
牡蠣の貝殻を起源とする方解石結晶粒からなっており、
矢石類 (古代軟体動物の甲羅)の化石が
含まれていることが特徴。
海の土壌から生まれたワインを海の中で熟成させることは
ワインの精神的なストレスさえも
減らす事になると考えたのだそう。
(インポーター:テラヴェール)
商品コード:16333
ルクレール・ブリアン(Leclerc Briant )
あのエルヴェ・ジェスタンが自ら所有し、醸造責任者として指揮を振るう
エレガントで煌びやかなシャンパーニュです。
以下インポーター資料
ルクレール・ブリアンは、1980年代から有機栽培を取り入れるなど、自然派シャンパーニュの先駆者的存在でした。
しかしながら後継者がいない為に2012年にアメリカ人投資家に買い取られることになりました。
所有していた畑の一部は売却され、元々の形跡はほとんどなくなってしまいましたが、
一部の畑を買戻し、新しい醸造所を建設して、再スタートを切りました。
エルヴェ・ジュスタンの実験場
既にフランス国内では入手困難になってしまったシャンパーニュ「ルクレール・ブリアン」。
1980 年代から有機栽培を取り入れ、自然派シャンパーニュの元祖と評されてきましたが、
後継者がおらず、売られてしまいます。所有していた畑はほとんど売られてしまいましたが、
醸造家「エルヴェ・ジュスタン」と数人で買い戻し、再スタートを切りました。
醸造所はエルヴェ・ジュスタンの設計でステンレスタンクには全てアースが設置され、
電気を溜めないよう徹底。アンフォラ、ウッフ、ウッフ型アンフォラ、内側を金でコーティングしたバリックと
様々な設備が揃います。まさに、エルヴェ・ジュスタンの実験場です。
Copyright © ワインと地酒の助次郎酒店 all rights reserved.