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コルトン・シャルルマーニュ2021 フィリップ・パカレ

通常価格
69,300円 (税込)


ブルゴーニュ自然派のスター、フィリップ・パカレのワインです。

●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ
●呼称:グラン・クリュ
●ブドウ品種:シャルドネ
●容量:750ml
●白ワイン


リアルワインガイド82.号
今飲んで 93+ ポテンシャル 95+
飲み頃予想 今~2045

以下インポーター資料です。
(2024.3 入荷時の資料)

ペルナン ヴェルジュレス側のアンシャルルマーニュの石灰質の多い粘土石灰土壌で、西南向きの斜面に植わる樹齢60年ほど。プレスせず、葡萄の重さだけで得られたフリーランジュースを澱引きし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、バトナージュをしながら、13ヶ月フレンチオーク樽にて熟成。長期熟成のために 非常に高い緻密な精度を備えており、美しい生命力に溢れているワイン。白い花に代表されるようなフローラルな香りが豊かで、みずみずしさと華やかさを備えた外向的なワイン。味わいは、丸みもあるが、芯が強く、伸びやかな酸を感じる硬質なワイン。余韻には石灰質土壌由来のミネラル感が印象的。

(インポーター:野村ユニソン)


<2021年について インポーター資料>

パカレにとって2021年は過去に類を見ない、過酷な天候に見舞われたヴィンテージで、4月の霜害、天候不良と多雨の5月と不良が続いた影響で、極端に収穫量の少ないヴィンテージとなりました。
6月上旬には温暖になり、生育が順調に進みましたが、6月下旬~8月上旬までは多くの雨と湿気によるベト病に悩まされましたが、8月中旬から乾燥し好転した天候と北風に恵まれ、どんどんと生育が進み、熟度も安定しました。
しかし、4~5月の霜害が大きく影響し、全体の収穫量は過去最低で、異常なレベルの低収量となってしまいました。その為、例年造られていた畑からも収穫を諦める程となってしまいました。収穫できた畑からも、パカレの除くクオリティの葡萄を厳選して収穫した為、より少ない収穫量となってしました。
その厳選した葡萄から造られたワインは古典的なスタイル。正にブルゴーニュ人が好むスタイルで、昔からのブルゴーニュ愛好家には堪らない仕上がりとなっています。困難だった2016年よりも少ない本数の入荷となった2021年ヴィンテージ。その貴重なワインを是非お試しください。
商品コード:16759
  • 750ml
  • 自然派

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  • 生産者情報

Philippe Pacalet(フィリップ・パカレ)


以下インポーター資料より抜粋

ジュール・ショヴェに学んだワイン造り今やブルゴーニュの生産者として筆頭に名前が挙がる生産者となったフィリップ・パカレ。
ボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育った。自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父にもつ家系であるという事は、あまりにも有名である。
子供の頃からワインの傍らで育った彼にとって、「ワインの世界に生きる」という事は当然であったが、今の彼の成功には様々な出会いが関係している。
ブルゴーニュ・ディジョン大学で、醸造学を学んでいた時に叔父ラピエールの紹介で、ボジョレーの醸造家であり高名な醸造科学者でもあるジュール・ショヴェと知り合う。
化学物質を使わない自然なワイン造りを行っていたショーヴェ氏のもと大学で「自然栽培と酵母」「土壌と酵母」についての研究を深めていく。
大学卒業後は、ビオロジック農法団体「ナチュール・プログレ」で2年程務めた後に、ドメーヌ・プリューレ・ロックの醸造及び販売責任者となり2001年までの間10年に渡って働く。
この間にロックのワインの評価は世界的に高まり、それと共にパカレの名声も上がっていった。その後は自身でワイン造りを始め、2001年が初ヴィンテージである。

「ワイン造りは全て化学で証明出来る」いわゆる“自然派”ワインの造り手として、時には難しい造り手と思われがちだが、彼から聞くワイン造りの話は実に理論的で分かり易い。
自らの畑を持たず全て賃貸契約畑でワインを仕上げるが、畑の台木選びから醸造まで徹底したこだわりを持っている。
土中のミネラル分がテロワールとしてワインに表現されるとし(パカレ曰くワインは、ミネラル分を豊富に含んだスポーツ飲料だとの事)、発酵にはテロワールを表現する為に要となる天然酵母を使用。
発酵中は段階毎に異なる種類の天然酵母が作用する為、不要な温度管理は一切行わない。
アルコール及びマロラクティク発酵は木樽にて行い、その後はスーティラージュはせずに澱と触れた"還元的な状態“で熟成をさせる。
熟成中には樽を転がして、澱とワインを攪拌し、醸造中のSO2の添加は酵母の働きを妨げるとして一切行わず、瓶詰め前に必要最低量のみ加える。
また、瓶詰めはブルゴーニュ・ルージュからグラン・クリュまで、全て手作業で行っている。
ワインについて語るパカレは実に真剣で、彼の話はまるで学校の講義を聞いているかの如く分かり易い。
自身のワイン造りの過程の一つ一つに化学的な根拠があるという自信が満ち溢れている。
近年のパカレのワインが安定しているのは、化学者としてワインに向き合う確かな姿勢の現れかも知れない。

以上インポーター資料より抜粋しました。

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