ヤマ・エ・ソー2023 ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
昔のル・カノンの赤を思い起こさせるような軽快な赤ワインです。
●産地:日本/岡山(神戸・岩手)
●ブドウ:カベルネ・ソーヴィニヨン2/3、山葡萄1/3
●容量:750ml
●赤ワイン
チャーミングで甘酸っぱい軽やかで心地よい果実味と酸、スムースなのどごしのバランスの良い赤ワインです。暑い季節みは少し冷やして楽しみたい美味しいワインです!!ピュア感もあって素朴な葡萄ジュースを飲んでいるようです。是非、お試しくださいませ。
(コメント2024.5)
以下生産者資料より抜粋
(2024.5 入荷時の資料)
神戸のカベルネソーヴィニオンと岩手のヤマブドウのワインになります。 なぜこのワインが出来上がったかを、少し長くなりますがご説明しますのでお付き合いくださいませ。
神戸市北区で樹齢40歳を超すカベルネソーヴィニオンを有機栽培にチャレンジしてくれた生産者がおります。昨年は残念ながら春に雨が多かったためべと病にやられ、少ない収穫量となってしまいました。その隣の畑には、夏が暑くてカベルネの色が入らず、引き取り手がいなく、収穫されずに畑に残っていました。年に数回化学農薬を使っていたため、悩みましたが、このまま廃棄させるのはあまりにももったいないと、収穫を申し出て、色が薄い赤ワインを作りました。暑さのせいで酸が落ちて色が入らないのであれば、それを補完する品種と混ぜれば良いのではと思い至りました。
酸が高くて色が濃い品種といえば、ヤマブドウです。岩手県野田村のヤマブドウを使用しています。親友が震災直後から野田村にお手伝いにいっておりました。彼から若く有望な移住者が山ブドウの有機栽培にチャレンジしているということを聞いておりました。彼を応援したい気持ちもあり、葡萄を送ってもらって醸造を行いました。2023年は秋に好天が続き、とても良い葡萄が収穫出来ました。これは村の組合の葡萄を使用しているために慣行農法になります。
ヤマソーヴィニオンというヤマブドウとカベルネソーヴィニオンをかけ合わせた品種がありますが、こちらはヤマブドウとカベルネソーヴィニオンのワインを合わせたものなので、ヤマとソー というワイン名にしました。 神戸の生産者の信頼が得られて、2024年から赤の全区画を有機栽培でチャレンジしていただけるとの連絡がありました。とても嬉しいです。日本に有機栽培の畑がもっともっと増えるといいですね。
品種構成:カベルネソーヴィニオン 2/3
山葡萄 1/3
醸造法:
ぶどうを丸ごとタンクに入れ、21日間マセラシオン・カルボニック。タンクに入り葡萄を潰して、自然酵母により発酵。3日ほどのマセラシオンのあと、垂直プレスで圧搾。ステンレスタンクで発酵、熟成。2023年3月末に瓶詰め。清澄剤、フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。
味わい:
グラスに注ぐと、色合いは紫がかったルビーのような明るい赤。香りは果実味が中心で イチゴやクランベリーなど赤い果実とともにスミレ、森の土のような奥行きも感じられる。口に含むと滑らかな舌触りで、スルスルと流れていく軽めな味わい。ベリーのチャーミングな甘酸っぱさと、酸とタンニンのバランスがよい調和したミディアムボディの赤ワイン。
飲み頃:5年ぐらい。
※亜硫酸無添加ですので、14度以下での保存をお願いいたします。
(販売元:ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン)
商品コード:17558
ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン(La Grande Colline Japon)
フランス コート・デュ・ローヌの自然派グランド・コリーヌの大岡氏が日本で造るワインです。
<以下インポーター資料より抜粋>
大岡弘武氏プロフィール
1974年、東京生まれ
1997年、渡仏。ボルドー第2大学・醸造学部で2年学ぶ。
2年目のカリキュラムで現地研修があり、あいにくティエリー・アルマンが都合悪く、
ドメーヌ ジャン・ルイ・グリッパに入る。研修後、そのままグリッパ(ギガル社傘下)に残り、栽培責任者として重責をこなす。
2003年1月から正式にティエリー・アルマンにて栽培、醸造の仕事に従事。
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