以下インポーター資料より抜粋
トリノ出身のラーラとルイーザは、ランゲの丘陵にほど近い、食科学大学(スローフード大学とも呼ばれる)に通う同級生として出会いました。
授業の後にワイン生産者を訪ねて回り、そのたびに彼らの苦労と愛の物語に魅了されるうち、いつしか自分たちもワイン造りを志します。
卒業後、2015年にラ・モッラではじめて畑を購入し、2019年にワイナリー「Lalù」を設立。
ブドウは、何よりもまず、自分たちが生きるこの大地の果実であり、
ワインはブドウが栽培された畑を表現するものである、という信念のもと、それぞれの畑を個別に醸造しています。
農家の出身ではなくピエモンテの州都トリノ出身の2人には、外からの影響への抵抗力の強いイタリアにおいて、
慣行に囚われない感性でのワイン造りのアプローチをしやすい土壌があるようです。
気候変動により、栽培と醸造において対応/調節の必要性が今までになく迫られる中で、
ラルーの2人や彼女達と集う造り手たちには、既存の系譜にはないものがあります。