1 / 1

ヴエット・エ・ソルベ・ブラン・ダルジル(2017)

通常価格
13,750円 (税込)


ジャック・セロスの愛弟子ヴエット・エ・ソルベのシャンパーニュ。


※お一人様1本限りの販売とさせて頂きます。

※また、
販売条件(本数制限)の無い他の生産者のワインを必ず同時に同数
お買い求め下さいませ。
販売条件分のワインは8,000円以上でお願いいたします。複数本でも可です。)


※以上の販売条件を満たして頂いたお客様より順次ご注文を確定させて頂きます。(とりあえずこちらのみの確保は承れません)

販売条件を満たしていないご注文の場合、ご注文は自動的に取り消しとなります。※ご注文全体が取り消しとなります
販売条件を満たしたご注文をまた改めてご送信下さいませ。
(既に完売となっておりました場合にはご容赦下さいませ)


シャルドネ100%で造られる貴重なヴエット・エ・ソルベの上級キュヴェです。繊細でドライ、非常にエレガントな味わいが特徴です。

以下インポーター資料です。

品種:シャルドネ100%
植樹:1990年代
土壌:粘土石灰質

オーク樽で10ヵ月間熟成

Lieu-dit:Biaune
じっくりと進む熟成、時間への賛歌。森と放牧地の間にある区画で寒い。キンメリジャンの粘土石灰質土壌が心地よい塩味を利かせる。”父から相続する時、一番いい畑は、父の兄が継いだ。次に私が父の畑を継ぐ時私の兄が一番いい畑を継いだ。で私はBlanc d’Argile の畑を喜んで受け継いだ。北向きで、陽があまり照らず、湿気が多くべと病になりやすい。誰も手を出さなかった畑だった。熟成することのない、いいとこなしのような畑だけれど、クロード・ブルギニョンに土壌分析してもらって、シャブリのシャルドネを植えた。ビオディナミ栽培をして、土壌にエネルギーを与え、病弱な我が子を育てるように、育てた。地球の温暖化もあって、ちゃんと熟して、こんなにいいワインができるようになった。”

(インポーター:ラシーヌ)
商品コード:18248
  • 750ml
  • 白・泡
  • 自然派
カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
  • 生産者情報

ヴエット・エ・ソルベ(VOUETTE ET SORBEE)


以下インポーター資料より抜粋しました。

Bertran Gautherotベルトラン・ゴトロは、シャンパーニュ地方最南端に位置するオーブ県のBuxieres sur Arceビュシエール・シュル・アルス村の農家に生まれました。
代々農業とブドウ栽培を家業とする家系で、当社でご紹介しております 《リシャール・シュルラン》は母方の従兄弟にあたります。
兄が農業を受け継ぎ、ベルトランはブドウ畑を受け継ぎました。
父の代まで化学肥料を使用していたため、収穫量が大変多く、ブドウを協同組合に売っていました。
1992年にベルトランが畑を継いですぐさま有機栽培に転換し、’93年から除草剤の散布をやめました。
が、長年にわたる化学肥料の影響で樹勢が強く、なかなか収量を抑えることができず、理想のブドウを得るまで時間がかかりました。
ようやく2001年ヴィンテージを最初のリリースとすることができました。
その間、土壌分析の世界的権威であるクロード・ブルギニョンに栽培の教えを乞い、‘98年からはビオディナミを実践し、’99年からアンセルム・セロスのかたわらでシャンパーニュ造りを学びました。
日本のネットショップでの説明に「アンセルム・セロスの弟子」と称される造り手は何人かいます。
が、アンセルムのもとで学んだジェローム・プレヴォーによれば、 「実際にはアンセルムはけっして弟子をとらない。
真剣に自然な醸造によるシャンパーニュ造りを目指す者には、アンセルムは扉をあけ、日常の作業をとおして経験の中で身に付けたアンセルム流の秘伝をわかちあう。
自ら教えるというような態度をとらずに、質問をすればどんなことでも答え、一緒に考えてくれた」ということです。
その意味では、ベルトランをふくめてすべての者が「アンセルムの弟子」ではなく、どのように、なにを学んだかが問題なのです。
ベルトランは、アンセルムの考え方と問題解決法から多大なヒントと影響をうけた醸造方法によって、
2001年最初の(キュヴェ・フィデル)を4000本(ピノ・ノワール100%)造りだしました。
2002年と2003年は5000本、2004年は10000本の生産量でしたが、今後もこれ以上生産量を増やす予定はありません。
発酵・熟成の多くは225リットルの樽でおこなわれますが(《アルノー・アンテ》など、ブルゴーニュの造り手から譲り受けています)、
シャルドネは2002年に買った400リットルの樽で発酵・熟成されます。

私は、シャブリでただ一人高質なヴァン・ナチュールを造る《アリス・エ・オリヴィエ・ドゥ・ムール》に紹介されて、このワインに出会いました。
オリヴィエは、「ベルトランのシャンパーニュを味わったら、ほとんど他のシャンパーニュはもう飲めない」と言いながら、強く私に会いに行くようにすすめてくれました。
今ではすでに、パリの有名ビストロでひっぱりだこで、たとえば“バラタン“の黒板では、シャンパーニュは《ジャック・セロス》、
《ジェローム・プレヴォー》そして《ヴエット・エ・ソルベ》の3種類だけがオンリストされています。
いつも申し上げていることですが、(株)ラシーヌがシャンパーニュを選ぶ基準は〈造り手の個性とテロワールを映し出した、気品とエレガンスを備えたワインであること〉です。
現在この国で話題になっている、「ビオ」の名のもとに売られているシャンパーニュには、とかく気品とエレガンスが欠けがちなような気がしませんか。
あえて私たちは、ヴエット・エ・ソルベをビオディナミで栽培されたことを調すべきでないと考えます。
偉大なシャンパーニュの造り手にまた一人、新星が仲間入りしたと考えています。

畑と品種:
Vouetteヴエット:1ha シャルドネ、2haピノ・ノワール
Sorbeeソルベ:1ha ピノ・ノワール
どちらの畑もともに標高340mの斜面にあり、ヴエットは家のすぐ裏にある畑で、ソルベは果樹園と森に囲まれた斜面にあり、隣人もないので、ビオディナミの環境がよく維持されています。
もっとも古い畑は樹齢が35年ですが、1985年と1986年の大凍結のために植え替えたので、大半の平均樹齢は20年です。
この地域の平均収量は75から80hl/haですが、タイエを長くすれば200hl/haとすることも可能なので、途方もなく収量が多いのが現実のようです。
が、ゴトロの収量は枝一本あたり1房のみに仕立てるので、わずか20から25hl/haです。
2003年は、ロゼを2樽造りました。
シャルドネはこれまで自家消費用のみでしたが、2004年は100%シャルドネのキュヴェも作られました。

以上 文 合田 康子

商品ラインナップ