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ヴァイスブルグンダー・メーリン・バーディシャー・ラントヴァイン2022 ヴァーゼンハウス

通常価格
17,050円 (税込)


ドゥ・モンティーユ出身の2人が造る
ドイツ・バーデンの超エレガントなワイン


●産地:ドイツ/バーデン
●ブドウ品種:ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)
シャルドネとシャスラ、エルブリングも僅かに混植
●容量:750ml
●白ワイン


※お一人様1本限りの販売とさせて頂きます。


白のトップキュヴェです。
しっかりとエイジングしてからお楽しみください。

以下インポーター資料です。
(2024.11入荷時の資料)

葡萄:ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)にシャルドネとシャスラ、エルブリングも僅かに混植されている。

樹齢:70年、1950年代に植樹された古木 
畑・土壌:Olberg(オルベルグ)にある南東向きの急斜面、粘土石灰質土壌

醸造・熟成:全房でダイレクトプレス。228リットルの古樽に入れてアルコール発酵。最後に軽いバトナージュ。そのまま樽で澱引きしないシュールリーで12カ月熟成。その後ステンレスタンクで6カ月間。収穫から醸造中はSO2無添加。フィルター無し、コラージュ無し。ボトリング時に3g/HLのSO2を添加している。

キュヴェMolhin(ムーリン)は石灰質岩盤の段々畑。1950年代に植えられたピノブランがメインで、シャスラ、シャルドネ、エルブリングも少し混植されている畑。Olberg(オルベルグ)丘の急斜面。シュヴァルツヴァルト森に囲まれて生物多様性が豊な畑。畑には様々な小動物と百合の花が数種類咲くのが特徴。隣に15mの石灰の絶壁があり、その上にローマ人がこの辺に最初に植えた葡萄畑があったらしい。ラントヴァインなので丘の名前オルベルグはラベルに記載できない。そのためこの丘のふもとに流れる小川「メーリン」川をキュヴェ名にした。

柔らかく焦がした樽香、中間からゆっくりと孵化するように大きく広がる。酸が引き締まり長く持続する余韻、ミネラルキャンディー。
(2023年6月 村岡 現地試飲)

(インポーター:オルヴォー)
商品コード:18304
  • 750ml
  • 自然派

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  • 生産者情報

ヴァイングート・ヴァーゼンハウス(Weingut Wasenhaus)


以下インポーター資料より抜粋

Wasenhausはドイツ最南端のBaden(バーデン)地方Staufen im Breisgau(シュタイフェン・イン・ブライスガウ村)にある醸造所です。

北はタウバー川、南はボーデン湖に達しドイツで3番目に広い産地です。
またドイツで最も温暖な地域であり、年間日照時間が1,700時間以上・年間平均気温が11度。
ドイツで最も太陽に恵まれたワイン産地となります。
シュタイフェン・イン・ブライスガウ村は、ドイツの南西部にあり、フランス国境も近いです。
アルザスのコルマールへは車で約1時間、ブルゴーニュのボーヌへでも約3時間で行ける場所です。

蔵の名前「ヴァーゼンハウス」は、クリストフが育った家と農園に付いていた名前です。
町から外れた、牧草地や畑に囲まれた、ヴァ―ゼン(畑や草原の意味)の家という意味です。
クリストフは「ヴァ―ゼンハウス」で自然、農業とブドウ畑に囲まれて育ちました。
両親は農業・酪農に関わっており、その影響で子供の頃からオーガニックやビオディナミに触れていました。
またアルバイトで近所のブドウ畑で収穫を手伝う事もありました。
2011年から2013年はオーストリアの首都ウイーンに留学して農業大学に通いました。
ワイン好きだった彼は、ブドウ栽培にも興味があり、大学でブドウの栽培やワイン醸造に関しても少し勉強していました。
卒業後はドイツの実家に戻り農業の手伝いを始めます。

2013年の夏、クリストフはバイクでのスペイン旅行を決めました。
しかし、出発の数日前に彼の人生に大きく影響を与えるワインを飲むことになったのです。

ブルゴーニュの生産者
「*Bernard Van Berg(ベルナール・ファン・ベルグ)」
彼のワインを飲んだクリストフはすぐに生産者に会いたくなりバイクでブルゴーニュを訪れました。

2013年、クリストフはベルナール・ファン・ベルグを訪問後、スペイン旅行は取りやめすぐに研修を始めました。
約一年間の研修を経ましたが、ベルナール・ファン・ベルグでは規模が小さく仕事量が少ない為、
ベルナール氏の紹介でビオディナミを実践するルフレーヴでの研修も同時に行い始めました。
2014年、ベルナール氏の紹介でワインを勉強に来ている学生が集まる寮で暮らすことになり、そこでアレクサンダーと出会ったのです。

2015年、ボーヌのワイン醸造学校に通います。ベルナール氏の所にも定期的に通いながら、ポマールのコント・アルマンでも研修を行います。

アレクサンダーは、ドイツ・ドレスデン出身。元はランドスケープ・アーキテクトでした。仕事の関係でワイン生産者達と交流していたのです。
次第にワインへの興味が大きくなり、彼は仕事を辞め、2012年からクリストフとは違うボーヌの栽培・醸造学校に通い始めました。
同時にピエール・モレで研修。翌年からドゥ・モンティーユで働き始める。

学生寮で出会ったクリストフとアレクサンダーの友情は深まり、その後、ドゥ・モンティーユ家のシャトーで、1年間二人で暮らしていました。
二人は沢山のワインを飲み交わし、語り合い、そして互いを刺激し合っていました。
またその間、アレクサンダーもクリストフの地元に何度も遊びに行っていました。
そして、クリストフが地元に戻り、まずはネゴシアンとして一緒にワイン造りを始める事を決心したのです。

クリストフの地元にはブドウ畑が多く存在し、元々ワイン文化が根付いていたところです。
しかし戦後の貧しさの影響で、品質ではなく、大量生産ワインへシフトしてしまい、ワイン造りの文化は衰退していました。
素晴らしいテロワールを無視するかのように、多くのブドウが協同組合などへ安価に流れていたのです。

クリストフ曰く、
『テロワールはブルゴーニュに似た粘土石灰で、ブドウ品種はピノノワールやピノブランが多く存在しています。
ブドウ畑は家族代々守られたものも残っており、有機栽培やビオディナミ栽培が進んでいる地方なのです。
良質なブドウや畑を比較的格安に入手できるなど、多くの可能性と将来性を秘めた場所だと信じています。』

2016年の初頭に急斜面で機械が入れないブドウ畑も手に入れ、自社畑のブドウと買いブドウで念願のワイン造りをスタートさせました。
現在クリストフはヴァ―ゼンハウスに常駐して栽培と醸造を行っています。

アレクサンダーは現在でも、ドゥ・モンティーユで栽培責任者として勤めているが、ヴァーゼンハウスの収穫・醸造には蔵に戻ります。
栽培・醸造に関しては二人で相談しながら、二人で判断・決定しているのです。

2018年末の時点での自社畑は約2ヘクタール。

ピノノワール、ピノブラン、シャルドネ、シャスラ(ドイツ名Gutedel)、エルブリング(Elbling)。

自社畑のブドウから、Bellen(赤・白)、Filzen(白)、Mohlin(白)が醸造されます。
自社畑は有機栽培で、ビオディナミも少しずつ取り入れる。
斜面が急で列も狭い畑なので、トラクターや機械は一切使えないので全て手作業で行います。
素晴らしい畑ですが作業や管理が大変なので入手出来ました。
ビオディナミの調合剤は友達が作る500や501などを使用。
すべての自社畑をすぐにビオディナミ栽培に切り替える事はしないが、将来的には完全ビオディナミ栽培へ移行する予定です。

その他のキュヴェは購入したブドウから造られます。
購入するブドウは、友達・知人の畑から多く、栽培はビオディナミがほとんどで、最低でもオーガニック。
ファーストヴィンテージとなる2016年の生産本数は約9000本。

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