エルブリング2023 イミッヒ・バッテリーベルク
ファン・フォルクセン醸造所で2003年まで醸造責任者だったゲルノート・コルマンが造るイミッヒ・バッテリーベルク(Immich Batterieberg)のワインです。
※生産者情報はページ下部をご参照ください。
●産地:ドイツ/モーゼル・ザール・ルーヴァー
●ブドウ品種:エルプリング100%
●容量:750ml
●白ワイン
モーゼル上流でローマ時代から栽培されていた古代品種エルプリングから造られるキュヴェで、2023年が初リリースです。アルコール分9.5%の軽やかで繊細辛口白ワインです。
(コメント2025.4)
以下インポーター資料です。
(2025.4 入荷時の資料)
品種:エルプリング100%
植樹:1980~1990年代
位置:標高130~190m
南西・南向きの緩斜面
土壌:石灰質土壌
手作業で収穫後約3時間、常温で果汁に果皮・果肉を漬け込んでから圧搾。一切の化学合成物質・培養酵母など使わず、果汁のみを醸造。ステンレスタンクで野生酵母により自然にアルコール発酵、乳酸発酵を行い、そのまま澱の上で約9ヵ月間熟成。亜硫酸無添加で瓶詰め。
モーゼル上流でローマ時代から栽培されていたエルプリングは、近年ブルグンダー(ピノ)系品種に植え替えられて年々栽培面積が減っている。これを危惧したゲルノートは、ルクセンブルクの対岸にあるニッテル村のブドウ畑
ニッテラー・カペレンベルクNitteler Kapellenbergのエルプリングが育つ畑約0.8haを購入。2023年が初生産年。アルコール濃度9.5%ほどの軽やかで繊細な辛口。
(インポーター:ラシーヌ)
商品コード:18808
イミッヒ・バッテリーベルク(Immich-Batterieberg)
以下、インポーター資料より抜粋
イミッヒ・バッテリーベルクの「イミッヒ」は、1425年から醸造所を切り盛りしてきたイミッヒ家に由来する。
そして「バッテリーベルク」は、19世紀半ば、モーゼル川沿いの急斜面を爆破して、
ブドウ畑を造成した際の轟音を、砲兵隊Batterieの砲撃に例えたことに因んでいる。
そして2009年から、ザールのファン・フォルクセン醸造所で2003年まで醸造責任者だったゲルノート・コルマンが、経営と醸造を担っている。
9ヘクタールのブドウ畑の大半が、1868年のプロイセン王国政府の格付け地図で、グラン・クリュに格付けされている。
急峻なブドウ畑で、樹齢80年以上の自根の古木が多い。
その収穫は、9世紀まで遡る醸造所の地下にある、玄武岩の柱が支える石造りのセラーで醸造される。
微量の亜硫酸以外の添加物を一切使わずに、野生酵母だけで発酵した、目の覚めるような味わいのリースリングである。
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