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ヴォーヌ・ロマネ2020 フィリップ・パカレ

通常価格
21,450円 (税込)


ブルゴーニュ自然派のスター、フィリップ・パカレのワインです。

●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:ヴォーヌ・ロマネ
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン

以下インポーター資料です。
(2021.10 入荷時の資料)

樹齢60年ほど、南東向きの肥沃な粘土石灰質土壌のオー デュス ド ラ リヴィエール、レ シャランダンの区画より。1日2回3週間ピジャージュを行い、全房にて土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、SO2を添加せず、澱と共にバトナージュをしながら18ヶ月熟成。
ヴォーヌ ロマネ村から生まれるワインの特徴であるバラを思わせる華やかな芳香があり、密度のつまった品のある果実味とバランスの良いミネラル感を兼ね備えた繊細な味わい。

(インポーター:野村ユニソン)


<2020年について インポーター資料>

パカレにとって2020年は2018年や2019年に近い天候で、現地の気候もこの天候に慣れたのか、最も早熟なヴィンテージとなりました。冬に雨も降らず、気温も零下に下がる事が無く、温暖な気候だった為、芽吹きが非常に早い事が特徴で、4~5月は高温で生育も早いスピードで進みましたが、6月にまとまった雨が降り、平年の成育状況に落ち着きました。7~8月は非常に暑い日が続きましたが、8月後半から気温が下がり、葡萄はパカレの望む状況になりました。収穫は8/25に開始され、9/5に終了しました。7月から満足な雨が降らなかったこともあり、果実が大きく成長する事は無く、凝縮はしていましたが非常に小さな粒となってしまいました。その為、収穫量は大きく落ちてしまいました。

良質な葡萄を得て、2020年も素晴らしいワインを造り出したパカレですが、前述の通り、収穫量は大きく落ち込んでしまいました。困難だった2016年よりも少ない本数の入荷となった2020年ヴィンテージ。音楽の様な、絵画の様な、美しいその調べを、ぜひお楽しみ頂ければと思います。
商品コード:15373
  • 750ml
  • 自然派

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  • 生産者情報

Philippe Pacalet(フィリップ・パカレ)


以下インポーター資料より抜粋

ジュール・ショヴェに学んだワイン造り今やブルゴーニュの生産者として筆頭に名前が挙がる生産者となったフィリップ・パカレ。ボジョレー出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育った。自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父にもつ家系であるという事は、あまりにも有名である。
子供の頃からワインの傍らで育った彼にとって、「ワインの世界に生きる」という事は当然であったが、今の彼の成功には様々な出会いが関係している。ブルゴーニュ・ディジョン大学で、醸造学を学んでいた時に叔父ラピエールの紹介で、ボジョレーの醸造家であり高名な醸造科学者でもあるジュール・ショヴェと知り合う。化学物質を使わない自然なワイン造りを行っていたショーヴェ氏のもと大学で「自然栽培と酵母」「土壌と酵母」についての研究を深めていく。
大学卒業後は、ビオロジック農法団体「ナチュール・プログレ」で2年程務めた後に、ドメーヌ・プリューレ・ロックの醸造及び販売責任者となり2001年までの間10年に渡って働く。この間にロックのワインの評価は世界的に高まり、それと共にパカレの名声も上がっていった。その後は自身でワイン造りを始め、2001年が初ヴィンテージである。

「ワイン造りは全て化学で証明出来る」いわゆる“自然派”ワインの造り手として、時には難しい造り手と思われがちだが、彼から聞くワイン造りの話は実に理論的で分かり易い。自らの畑を持たず全て賃貸契約畑でワインを仕上げるが、畑の台木選びから醸造まで徹底したこだわりを持っている。
土中のミネラル分がテロワールとしてワインに表現されるとし(パカレ曰くワインは、ミネラル分を豊富に含んだスポーツ飲料だとの事)、発酵にはテロワールを表現する為に要となる天然酵母を使用。発酵中は段階毎に異なる種類の天然酵母が作用する為、不要な温度管理は一切行わない。
アルコール及びマロラクティク発酵は木樽にて行い、その後はスーティラージュはせずに澱と触れた"還元的な状態“で熟成をさせる。熟成中には樽を転がして、澱とワインを攪拌し、醸造中のSO2の添加は酵母の働きを妨げるとして一切行わず、瓶詰め前に必要最低量のみ加える。
また、瓶詰めはブルゴーニュ・ルージュからグラン・クリュまで、全て手作業で行っている。ワインについて語るパカレは実に真剣で、彼の話はまるで学校の講義を聞いているかの如く分かり易い。自身のワイン造りの過程の一つ一つに化学的な根拠があるという自信が満ち溢れている。近年のパカレのワインが安定しているのは、化学者としてワインに向き合う確かな姿勢の現れかも知れない。

以上インポーター資料より抜粋しました。

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