VdFプティ・ブラン2020 マルキ・ダンジェルヴィーユ
ヴォルネイのトップ生産者マルキ・ダンジェルヴィーユのワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:アリゴテ
●容量:750ml
●白ワイン
2020年は収量が多くなり過ぎた為、アリゴテを名乗れず、VdFでリリースです。味わいはいつものアリゴテらしい仕上がりになっています。
以下インポーター資料より抜粋
(2022.12の資料)
2020年ヴィンテージは日照量が多かった気候条件やアリゴテの畑の仕立てを少し変えたことなども影響して予想よりもたくさんの葡萄が出来てしまいました。そのため収穫量上限の72hl/haを超えてしまったので「ブルゴーニュ アリゴテ」とは名乗れなくなってしまい、2020年ヴィンテージのみ「Vin de France」としてリリースすることになりました。
醸造はいつものアリゴテと同じで青りんご香に鉱物的なミネラル香、アリゴテらしい酸味、旨味豊かですが直線的でシャープな味わいになっています。
(インポーター:フィネス)
★2020年ものマルキ・ダンジェルヴィーユについて
冬はとても暖かく最低気温が氷点下になったのはたった7日間だけだった。1月は乾燥していたが、2月から3月に掛けては雨の日が多く、例年よりも90mmも多い降水量があったので地中に蓄えられた水分量は十分だった。3月10日頃には天候は回復し、風が強く吹いた影響もあって乾燥してくれたので葡萄の生育は過去最高に早熟な傾向になった。
4月も暖かく乾燥していたので葡萄の成長はさらに加速し、例年の1.5倍の日照量があったので5月中旬には開花が始まった。
6月には雨が降って気温が下がったが葡萄の成長は止まらず、7月上旬には色付いた房が見られるようになった。
2020年ヴィンテージの収穫はドメーヌ史上最も早い8月19日からで健康的な葡萄が収穫できた。なめらかで控えめながらも骨格はしっかりとしており、タンニンも良く熟して酸味もある完璧なバランスになっている。
商品コード:15722
マルキ・ダンジェルヴィーユ(MARQUIS D'ANGERVILLE)
「マルキ・ダンジェルヴィーユ」はヴォルネイのトップ生産者です。この造り手のワインは長期熟成で真価を発揮すると言われています。
以下インポーター資料より抜粋
このドメーヌは約200年に渡り、ヴォルネーでワインを造り続けています。1906年からINAO(フランス原産地呼称統制協会)の創立メンバーの1人であるマルキ ダンジェルヴィル氏がドメーヌの仕事を引き継ぎ、フィロキセラの被害にあった葡萄畑の再建に尽力しました。
1952年には息子のジャック ダンジェルヴィル氏(現当主ギョーム ダンジェルヴィル氏の父親)がドメーヌを継ぎ、父同様に品質を重視したワイン造りを続け、また様々なワイン関連機関の設立に貢献しました。ジャック氏の他界後、2003年から息子のギョーム氏がドメーヌを引き継ぎ、ジャック氏と15年間共に仕事をしてきた農業技師であるルノー ド ヴィレット氏の助力を借りながらワイン造りを行っています。
ドメーヌの「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」という理念に基づき、1株につき6房に抑えて凝縮した質の高い葡萄を作っています。現在は約15haの畑を所有し、丁寧に耕作されている排水の良い石灰泥灰土壌にたくさんの古木が地中深くにまで根を下ろして、様々な要素を葡萄に与えています。2006年ヴィンテージから毎年25%の割合でビオディナミに移行しており、2009年ヴィンテージからすべてビオディナミによる造りになりました。
収穫は全て手摘みで除梗も100%行われます。醗酵前に低温で果皮浸漬を行い、温度管理がしやすく、外気との遮断が容易という理由から、アルコール醗酵は木製の開放桶で約14日間行います。
熟成は228Lの樫樽で15から18ヵ月間行われ、年にもよりますが新樽比率は約25%になります。また、白において2006年から醸造方法をかなり変えていて、昔はステンレスタンクでアルコール醗酵を行ってから樽に移していましたが、今はアルコール醗酵から樽を使用をしています。
以上インポーター資料より抜粋しました。
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