ル・ボジョレー2021 マルセル・ラピエール
ボージョレーの著名な自然派
マルセル・ラピエールのワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/ボージョレー
●呼称:ボージョレー
●ブドウ品種:ガメイ
●容量:750ml
●赤ワイン
2021年は収穫減の為レザンゴーロワの生産は無く、
代わりに造られたキュヴェがこちらです。
イチゴやチェリーの赤い赤実、そしてフローラルな花の香り、とても爽やかで心地よい香りが広がります。味わいは軽やかでスムース、なんの引っ掛かりもなくスルスルと飲めてしまいます。
レザンゴーロワの良さも感じつつ、どこか懐かしいボジョレーに仕上がっています。ピュア感もあって単純に美味しいですので、是非、お試しください!!
(コメント2023.1)
以下インポーター資料より抜粋
(2023.1の資料)
ランシエ (モルゴン村の隣に位置するコミューン) にあるラピエール家の所有する、花崗岩を主体とする3つの区画から造られています。トータルで
2.5Ha、平均樹齢は70年で、SO2を使用せず、10~21日間のセミマセラシオンカルボニック。約6ヶ月間タンクで熟成させてから瓶詰め。
通常この区画は レザン ゴーロワの為に使用されていますが、大幅な減収となった2021年と言う特殊なヴィンテージを考慮して、代わりにこのキュヴェを特別に醸造することにしました。なお、レザンゴーロワと違い、春に瓶詰めされました。
鮮やかで濃いルビー色の外観。庭にいるような樹や草花のニュアンス。徐々に赤系の花の様なフローラルさ、イチゴ、サクランボ、野生のラズベリー、ブルーベリー等の果実が膨らみます。味わいはエレガントで、暑い年に感じられるジャムの様なニュアンスは感じられません。程よい果実の膨らみとちょっとしたスパイスやマッシュルームの様なキノコのニュアンスも感じられます。
濃過ぎない液体で、柔らかくジューシーな仕上がりは、軽やかさを引き立てている為、スルスルと喉を通っていきます。豊かな果実味がありつつも太いミネラルが全体を引き締めており、正に原点回帰、昔ながらのボジョレーと言った趣です。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:15802
マルセル・ラピエール(Marcel Lapierre)
フランス自然派ワインの父、マルセル ラピエール。
彼は、「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、
ボジョレーをはじめフランス各地で、彼の影響を受けた自然派ワイン生産者が活躍しています。
その偉大なる父の後を継ぎ、モルゴンの地、ひいてはボジョレーの地に深く根ざしたラピエール家のワイン造りを一手に担うようになったのは、
マルセルの長男マチュー ラピエール。2005年からドメーヌで栽培・醸造を担い、
マルセルとともに偉大なヴィンテージも最悪なヴィンテージも経験したマチューは、
周囲の心配をよそにラピエールのワインを大幅に進化させました。
そのスタイルは「自然派ワインの原点」と呼ぶにふさわしい純粋で緻密な味わいで、
古くからラピエールのワインを知る人曰く、1990年代初期のマルセル ラピエールのワインのようだとか。
栽培においては、その土地の個性を十分にいかす為に、化学肥料や除草剤、殺虫剤などを用いません。
健全で質の高いブドウを得る為に1981年からビオロジックによる栽培を行っており、収穫においては完全な手作業を実践しています。
この事は、安価で大量生産型のワインが当たり前となってしまったボジョレーにおいては、割の合わない手間のかかる作業と言えますが、
ドメーヌの哲学、想いを表現するためには無くてはならない重要なプロセスです。
収穫されたブドウは、印象的な天井画が描かれた醸造所に運ばれ、果皮などに付着する自然酵母の働きによって発酵させます。
セミ マセラシオンカルボニックを採用し、じっくりと時間をかけて果汁がワインとなっていくのを見守ります。
瓶詰めは原則ノンフィルタで行われ、顧客の要望に合わせて亜硫酸の添加したり、しなかったりします。
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