以下インポーター資料より抜粋
1998年にパオロ ギスランディ氏がトルトーナの東、Pozzol Groppo ポツォール グロッポの丘にある、手付かずの自然を自力で開いたワイナリー。
元大手企業のディレクターだったパオロ曰く「ワイン生産者になることは夢以上に 渇望に近いものだった」 そうで、現在は物質的な充足から決別し、
大自然の真っただ中で家族と共にナチュラルワイン造りに没頭しています。
所有面積は10ha。畑の標高は約400m。地質は粘土石灰質。密植度は5,000から6,000本/ha。畑では生態系と生物の多様性の維持、
土壌の微生物の状況把握に常に気を配り、硫黄と銅以外は畑に撒くことはありません。パオロ氏曰く、一般的なオーガニック栽培以上に
自然な農法とのこと。地下15mに温泉水が流れています。そのせいでとても水はけが良く、土が湿度を低く保てるのでベト、ウドンコ病の
リスクが数なく、一方で干ばつなどでも根に必要な水分は保持でき、ユニークなミネラルバランスを土壌に与えるそうです。
<醸し発酵>
ティモラッソは酸が強く、パワフルで耐久性があり、時として最良の黒葡萄と共通した面が見られるそうです。
そしてその最良の醸造法はエリアとしても確立していず、生産者ごとに様々なスタイルがとられています。
彼は醸し発酵を行うことにより、果皮に含まれるブドウのキャラクターと色素が含まれている天然の酸化防止剤を引き出し、
余計な添加物を加えず 長期熟成できる白ワインを理想としワイン造りを行っています。