以下インポーター資料です
ニコラ・ポテル氏は1969年ヴォルネイ村生まれの生粋のブルギニヨン。
16歳でボーヌの醸造学校を終えブルゴーニュ(コント・ラフォン、ルーミエ、ミシェル・ジュイヨ等)のほか、
オーストラリア(ルーウィン・エステート、モス・ウッド等)、カリフォルニア(ベリンジャー)で修行を重ねました。
1992年に父ジェラール・ポテルが醸造長を務めるドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールへ戻り、有機栽培を提唱するなど5年間ドメーヌ運営に携ります。
ジェラール・ポテルは名門プス・ドールの名を一気に高めた伝説の人物で、
かのドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏がブルゴーニュに初めてやって来た時に師事したのもこのジェラール氏でした。
その後1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、
ヴィニュロン目線で限りなくドメーヌに近い「新しいタイプのネゴシアン」として一躍脚光を浴びますが
2008年に当時の親会社であった大手コタン・フレール社と決別することになります。
自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルはボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、
そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を現在運営しています。
ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、
ボーヌ市の古い呼称でもあります。ボーヌ市はローマ時代にBelenaと呼ばれており、
その後中世時代にBelleneとなり、18世紀にBaulne、そして現在のBeauneへと変わっています。
ドメーヌ・ド・ベレーヌではコート・ド・ボーヌ中心の畑から醸造までビオの考えを貫き、妥協なき造りによる理想のワインを探求しています。
ロッシュ・ド・ベレーヌでは従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりぶどうの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、
古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践しています。