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クロ・ヴージョ2021 グロ・フレール・エ・スール

通常価格
37,950円 (税込)


ブルゴーニュのトップ・ドメーヌの一つ。
グロ・フレールのワイン。


●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:グラン・クリュ
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン

※お一人様1本限りの販売とさせて頂きます。

特級畑ミュジニーに隣接する
区画から造られるクロ・ヴージョです。

リアルワインガイド83号
今飲んで 94+ ポテンシャル 96
飲み頃予想 今~2055

以下インポーター資料より抜粋

オーク樽熟成 18カ月 (新樽比率50%)

グロ・フレール&スールが所有するクロ・ヴージョは、特級畑ル・ミュジニーに隣接する、クロ・ド・ヴージョの斜面最上部に位置するリュー=ディーで排水性に長けています。表土は30から40センチと浅く、バトニアン期のウーライト(魚卵性石灰岩)土壌です。砂利が多く、わずかに粘土が見受けられます。ミシェル・グロ、アンヌ・グロ同様にリュー・ディー名を併記することのできるクロ・ド・ヴージョとなります。2016年よりミュジニーの表記をラベルから取りました。誤解を招く恐れがあるからだそうです。

(インポーター:オルヴォー)
商品コード:16949
  • 750ml

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  • 生産者情報

ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール(Domaine Gros Frere et Seour)


グロ家の次男ベルナール・グロ氏が所有するブルゴーニュのトップドメーヌです。現在はベルナールの息子さんヴァンサンに引き継がれました。

ジャン・グロの次男として生まれ、子供のいなかった叔父・叔母のドメーヌである「ドメーヌ・グロF&S」を1980年より引き継ぎました。

好奇心旺盛で、品質の更なる向上の為に先進機器を用いた醸造技術の導入に力を注いでいます。
ベルナールの造るワインは兄ミッシェルのエレガントさ重視とは対照的に、とても活き活きとして力強く、パワーを感じるワインに仕上がっています。
現在はベルナールの息子さんヴァンサンに引き継がれました。

ヴァンサン・グロ率いる新生グロ・フレールについての露出の少なさは各社含めて情報の乏しさも相まっているように思います。
グロ・フレール&スールの名前を一躍知らしめたベルナール・グロ。息子のヴァンサン・グロがドメーヌに戻り参画したのは2009年。
除草剤をやめ除草のための機械を取り入れ、少しずつ変革が始まります。
トネリエと話し合い、樽のための木材から過失の温度、材質や乾燥の方法…現地雑誌でヴァンサン・グロはこのように語っています。

『私たち(若き当主ヴァンサンは一人称を“私”ではなく“私たち”とします)の16の区画はすべて同じもので同じ葡萄です。
同じ樽の中で同じ手法で醸造しています。私たちはすべてのワインに対して同じように接し、同じだけ注意を払います。
土地と地勢が違いを生むのです。ヴィニュロンはワインにアイデンティティを与えます。
しかしながらテロワールこればかりは私たちの手を逸脱した魔法なのです。私はビオの方法を適用しようとは思いません。
自然の求めるままにすることと技術の進歩を利用することの中間で私たちは正しい均衡を見つける必要があります。』


以下リアルワインガイド83号より抜粋

去年は畑仕事を抜け出せなかったヴァンサンだが、今年は無事に会えた。
そう、彼には聞きたいことが山ほどある。
それはどんどんナチュラルな造りになっているワインについてであり、それに対する彼の考えや目指す方向性などだ。
ともかく現在のグロ・フレールのワインは、父ベルナール・グロ時代からガラリと変わった。
赤くて濃いベルナールのワインはそれはそれで良かったが、やはりヴァンサンが造る今のスタイルの方が魅力的だ。
何より品質自体もグングン上がっている。
この21年は何をどう考えてもグロ・フレール史上最高のクオリティとなり、試飲中はその美しい味わいに溜息が漏れっぱなしだった。
ヴァンサンは実に思慮深く、無理やりナチュラルワインに持って行こうとせず、味とスタイルを大きく左右するSO2の使い方と減らし方を真剣にトライしている。
明らかに無い方が良いことを理解しながら、世界各国の流通時におけるアクシデントも考慮し、必要な段階で極少量のSO2を使用する。
そしてそれをより減らす方向に行くといったスタンスだ。
そして出来上がった21年は心地良いブルゴーニュナチュラルワインの風味をほどほどに持ちながら、とんでもないクオリティのワインとなった。
なお、グラン・エシェゾーはグロファミリーの畑の再構築が行われ、この21年がラストヴィンテージとなりドメーヌでの直販のみとして輸出はされない。
よって試飲はしたが掲載しないということにした。ちなみにこのグラン・エシェゾーはアンヌ・グロに行く。
ヴァンサン曰く
「18年~20年のような暑い年の後にこの21年に向き合うというのは、誰もがそうだと思うけど自分には恐怖感があった。
まるで左端から右端へ飛んでいくような感じの正反対の年。
果実の完成度は一昔前のようでやや足りない。
よって表現力が弱いワインと当初は思ったが、マロ発酵後からみるみる良くなった。」

以上リアルワインガイド83号より抜粋

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