VdFルージュ・ゾウ・マイ2022 ジョン・アルマンサ
●産地:フランス/ラングドック
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:サンソー100%
●容量:750ml
●赤ワイン
淡い色調の薄旨ワインです。
チャーミングでピュアな果実味、しっかりと旨みがあってバランス抜群の仕上がりです。ゴクゴクと飲んで頂きたいヴァン・ド・ソワフですが、しっかりとした味わいの構成もあって、ただ軽くて飲みやすいワインとはワインそのもののレベルも違います。
(コメント2024.3)
以下インポーター資料です。
(2024.3 入荷時の資料)
フランスのソミエールに位置する、砂利の混じった粘土石灰質土壌に植えられた、樹齢70年のサンソーを8日間マセラシオン カルボニックさせたジュースと、別の区画の樹齢50年のサンソーを8日間マセラシオン カルボニックさせたジュースをアッサンブラージュし、ファイバータンクで7カ月熟成。栽培はビオディナミを採用。ブドウの収穫は手摘みで行われ、サンスフルで仕上げています。So2フリー7mg/L以下、So2トータル10mg/L以下。
ラングドック特有の鈍重な味わいを避けるため、剪定の時期を極限まで遅くし(例年4月頃)、収穫時期に過熟とならないように気をつけたとのこと。フレッシュさと飲み心地の良さを残し、シンプルな味わいながらもスルスルと飲めるワインを目指しました。アルコール度数は12度。
キュヴェ名は、Zou(進む) Mai(再び)という意味を意味していますが、転じて「かかってこい!」という意味もあり、イギリスのパンクロッカーが好んで使っていた言葉との事。なおエチケットには、恵みと脆さと豊かさのシンボルであるというタツノオトシゴがあしらわれています。
クリアで淡いルビー色の外観。昨年よりも更に淡い色調。チャーミングな、フレッシュイチゴやラズベリーの様な酸のある小粒な赤系果実の香りに溢れます。前ヴィンテージと違い、サンソー100%になった為か非常にチャーミングな香りが膨らみます。
味わいは、いつものZou Maiのように、いわゆる薄旨スタイル。ラズベリーをそのまま絞ったかのような酸のあるフレッシュな果実や、梅っぽさも感じられます。タンニンも殆ど感じられず、何の引っ掛かりも無く喉を通るそのスタイルは、薄旨好きの方々にはピッタリのスルスル系ワインとなっています。
余韻も軽やかながら程よく感じられ、時間とともに果実感が口腔内でジワジワと迫り上がります。春から初夏にかけて温度低めにして、軽やかでフレッシュな味わいを楽しむにはピッタリのワインです。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:17343
ジョン・アルマンサ(John Almansa)
以下インポーター資料より抜粋
ジョン アルマンサは、2003年にラングドックでワイン造りに取り組むロック ダングラードのレミペドレノ氏と出会い、
彼の元でブドウ栽培の補助を通じて、自然環境やテロワールへの愛情、ビオディナミへの好奇心、
ワイン造りの情熱を抱くようになります。そして、2012年に友人とともに土地を購入し、
養蜂、野菜や果物の栽培をはじめ農家としてのキャリアをスタートさせます。
当時は主にオリーブの栽培を生活の主な糧としていました。レミペドレノ氏の元で働いて以来、
胸に抱き続けていたワイン造りへの情熱ですが、当初は金銭的な余裕もなく、適当な畑が見つからなかったこともあって、
なかなか実現には至りませんでしたが、そんな中ついに、2015年に念願の畑を手に入れ、
自身の初ヴィンテージとなるワインを手がけます。ワイン造りへのきっかけは、レミ ペドレノ氏の存在でしたが、
実際のワイン造りの師となったのは、同じラングドックでワイン造りを続けているフィリップピバロ氏(ドメーヌ ピバロ)でした。
ジョン アルマンサが、ちょうど畑を手に入れたタイミングで出会い、自然派ワイン造りの道を歩み始めます。
その他にも近隣のエリック ピュフェリン(ラングロール)やアクセル プリュファー(ル トン デ スリーズ)、
アラン アリエ(ムレシップ)、ヴァランタン ヴァルスなどからも大好きな仲間として多くを学び、
自身のワイン造りへと反映させていきます。苦労を重ねながらも自らの夢を追いかけ始めたジョンアルマンサは、
ワイン造りの全てのプロセスが大好きで、それに携わっているだけで幸せを感じると言います。
畑仕事であっても、醸造であっても、春、夏、秋、冬、季節も問わず、完成したワインを飲む時に至るまで、
ワインに関わるあらゆる時間が幸せだと言う、彼のワイン、ぜひお試し下さい。
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