シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ1erCruモルジョ2021 フォンテーヌ・ガニャール
シャサーニュ・モンラッシェ村の名家「フォンテーヌ・ガニャール」のワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ
●呼称:シャサーニュ・モンラッシェ1erCru
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン
以下インポーター資料です。
(2024.4 入荷時の資料)
モルジョはシャサーニュ モンラッシェの中でも1番大きい区画でその中に複数のlieu-ditと呼ばれる畑が混在しています。1964年に植樹された葡萄で所有面積は約0.31ha、小石が散らばる粘土質土壌の区画になります。1級クロ サン ジャンよりも色調が濃く、骨格がしっかりとしたタニックなタイプの味わいでどちらかというと熟成向けのワイン。
(インポーター:フィネス)
★2021年ヴィンテージについて~生産者より~★
2021年は春先までは暖かかったが、4月7日に気温が氷点下4度まで下がった影響で霜が降りてしまい、朝日によって葡萄の芽が焼けてしまった。特に標高の高い「シャサーニュ モンラッシェ1級 ラ ロマネ」の区画の被害が大きく、過去最低量の6hl/haしか収穫できないほどだった。夏には雨が多く病気のリスクもあったので畑仕事はとても大変で、収穫前には腐敗した葡萄も見られたので選別は非常に厳しく行う必要があった。収穫は9月18日からで近年温暖化の影響で収穫日が早まっている中では遅いほうだった。赤ワインは標高の高い「ヴォルネー1級 クロ デ シェヌ」が霜の影響で半減した以外、その他の収穫量はそこそこだったが、白ワインは全体的に60%減となってしまった。酸味豊かなクラシックなブルゴーニュタイプだが収量が制限された分凝縮感もあり、デリケートではあるがそこまで軽いといった印象はなくてリッチさも兼ね備えている。
商品コード:17444
フォンテーヌ・ガニャール(FONTAINE-GAGNARD)
フォンテーヌ・ガニャールはシャサーニュ・モンラッシェ村の名家ガニャール一族の一つです。
以下インポーター資料です。
このドメーヌは1985年に設立され、当主のリシャールフォンテーヌ氏はシャサーニュ モンラッシェ村の名家であるガニャール ドラグランジュ、ブラン ガニャールを一族に持ちます。
所有する畑はシャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約12haで、コクがあり力強くてトロみのある白と、色調が濃く肉厚な赤を造っています。
畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。
葡萄の木の仕立てはギュイヨ式で、1株につき6から8房に制限します。
収穫は全て手摘みで除梗は100%、醗酵前に低温浸漬を行います。
アルコール醗酵は白の場合は228Lの樫樽で、赤はコンクリートタンクで行います。
温度調節には冷却パネルを使用し、白は最高15から26℃、赤は15から32℃で醗酵させます。
ピジャージュ、ルモンタージュは1日2から3回でアルコール醗酵終盤はルモンタージュのみ行います。
熟成は白は約12ヵ月、赤は約18ヵ月でいずれも228Lの樫樽で行います。
このドメーヌではフランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。
新樽率はブルゴーニュとヴィラージュが20%、1級と特級が30%になります。
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