以下インポーター資料です。
ルージョ家は5世代にわたりムルソーでワインを生産してきました。
村の中心部にドメーヌはあり、有機栽培で低硫黄等の最小限の人的介入で静かながらも完璧なワインを生み出してきました。
所有畑はムルソー内か、すぐ近くにあります。
大部分は1950年代後半に現当主ピエール・アンリ・ルージュの祖父が植樹し、1980年代初頭に彼の父が部分的に植え替えしました。
18世紀の石造りの地下セラーは元々隣接する果樹園用としてオスピス・ド・ボーヌの為に建てられたもので、19世紀にピエール・アンリの曾祖父が購入しました。
当時の果樹園はエレガントな庭園ととても小さなモノポールのブドウ畑に変わっています。
地下セラーは、13haの畑から2つのヴィンテージを完璧に熟成できるように改装されています。
2010年にピエール・アンリがドメーヌに戻って以来、ドメーヌは有機農法を実践しています。
2020年産から正式に有機認証取得。彼らの有機農法はブドウ畑の硫黄と銅の削減に積極的です。
彼らはぶどう畑で除草剤を使用した事はなく、2012年には全ての農薬の使用を中止しました。
目的は、テロワールをより多く表現させ、より強いアイデンティティを得ることを可能にする事です。
哲学は持続可能な農業だけではなく、ワインから最も純粋な果物の表現を抽出する事。
醸造過程で使用される亜硫酸塩の量に関する実験を通して、亜硫酸塩がワインの芳香性の範囲と精度を低下させる事を発見しました。
細かな対応と的確な処置で栽培時に畑の農薬の除去や硫黄と銅の削減につながっています。
注意深く選別する事で亜硫酸塩の必要性を排除しました。
2016年以降、亜硫酸塩は瓶詰め時にのみ使用され、一部のキュヴェでは全工程を通して亜硫酸塩無添加も試みています。
白ワインは全房のまま空気圧でプレス、1〜2日タンクで落ち着かせ、伝統的な228Lの樽で天然酵母で発酵。
SO2を全く加えずに12〜18ヶ月熟成後、ワインをタンクに集め、1ヶ月間休ませてから軽い濾過で瓶詰めします。
瓶詰時にだけ白は少量のSO2を添加します。
赤ワインのブドウは厳格に選別され、全房で破砕し、天然酵母で発酵されます。
大半はコンクリートタンクや木製のバットで15〜18日間マセラシオンされ、1日1~2回ポンプオーバーします。
伝統的な228Lの樽で硫黄無添加のまま上質な澱の上で12〜18ヶ月間熟成され、その後、タンクに集め、瓶詰めする前に1ヶ月間休ませます。
赤も少量のSO2が瓶詰め時に極少量添加されます。
フランス中を旅し経験豊富なピエール・アンリはソミュールやカオールなど幅広い地域の友人たちによって触発され、
柔らかい感性でブルゴーニュの伝統にエッセンスを与え、強く溶け込む為の独特のビジョンを与えています。
無硫黄での醸造は、自然なワインのアプローチと伝統的なブルゴーニュのテクニックを、
エネルギーとバランスのあるワインを生み出すために、見事に成し遂げています。
アリゴテやパストゥグランからプルミエ・クリュまでの各テローワールには、単一ブドウ。