ジュヴレ・シャンベルタン・オストレア2021 トラペ・ペール・エ・フィス
ビオディナミを実践する伝統ある生産者、トラペのワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:ジュヴレ・シャンベルタン
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン
4つの区画(2.5ha)からのブドウを使用。カキの化石が土壌に混じる石灰質土壌から造られるの特別なキュヴェです。普通のヴィラージュものよりミネラリーで骨格のしっかりとしたワンランク上のキュヴェです。
90~92 Points Drink from 2026~2031 Jasper Morris
91 Points Drink between 2028~2065 John Gilman
89~91 Points Burghound Outstanding! Burghound
89~91 Points Wine Advocate
89~91 Points Vinous
以下インポーター資料より抜粋
ピノ ノワール種100%。畑の広さは約2.5haで最も古い木は1913年に植樹されたものになります。骨格と力強さを与える「En Deree(アン デレ)」、凝縮感を与える「Champerrier(シャンペリエ)」などの区画の葡萄をアサンブラージュして造られます。タンニンと果実味が豊かでストラクチャーがしっかりしており、肉厚なイメージのワインです。「OSTREA」は化石の名前から取っています。
(インポーター:フィネス)
<★2021年ヴィンテージについて(生産者より)>
2021年は春先からとても暖かく、3月くらいには暑いと感じるほどの夏のような気候で葡萄は早々に芽吹こうとしていたので、まさか2016年のような悪夢が再び訪れようとは思ってもいなかった。4月6日の夜に雪が降って気温が氷点下8度まで下がり、霜が降りてしまった。その後も毎日のように雨が降って気温が低い日が続いたが、幸運にも開花期周辺の10日間が晴れてくれたので開花は順調に進んでいった。
6月中旬になると気温も平年並みに戻って葡萄の成長が加速したが、7月に入ると嵐が何度も襲来して雹も降った。また、ベト病とウドンコ病の両方が発生するという珍しい現象も起きた。8月になると急速に天候が回復して、谷から吹き付ける北風によって湿気が吹き飛ばされて乾燥し、さらに夏の長い日照時間によって葡萄の成長はどんどん進んでいった。収穫は近年では遅い9月23日から始めたが、適度な酸味と高すぎない糖度でバランス良い成熟状態の葡萄が収穫できた。緻密でエレガントなヴィンテージでアロマがとても開いており、フレッシュな酸味のあるキャラクターは1970年代を彷彿させるワインになっている。
商品コード:17437
トラペ・ペール・エ・フィス(TRAPET PERE ET FILS)
トラペはビオディナミ実践の伝統ある生産者です。実力の高さを伺える素晴らしい仕上がりです。
以下インポーター資料より抜粋
1868年から6世代にわたってジュヴレ シャンベルタンでワイン造りを続けているこのドメーヌは、代々少しずつ畑を増やしていき、現在では13haの畑を所有しています。
現当主のジャン ルイ氏は物腰柔らかく穏やかな人物ですが、畑の事を語る時は非常に情熱的な一面も見せてくれます。
1996年からビオディナミを導入して自然を最大限に尊重したワイン造りを行っています。
畑の手入れはビオディナミで化学肥料や除草剤は一切使用していません。
ジャン ルイ氏の「ビオディナミにおいて、人間の役割は葡萄が安定して育つように支えてあげることが大事で、畑仕事と選別をしっかりやれば、あとは葡萄が勝手に良いワインになるように働いてくれる。」
という言葉の通り、クォーツ(水晶)の粉末を定期的に畑に撒くことで土壌の活性化を促し、植物のエネルギーを引き出して病気に負けない木を育てることを目指しています。
葡萄の木の仕立ては片翼式ギュイヨ、コルドン ロワイヤルで春に厳しい摘芽を行い、凝縮した葡萄のみ収穫しています。
樹齢も高いものが多く、植え付けも1ha当たり約12000株以下にし、収量を抑えることによって品質のレベルを高める努力をしています。
収穫は全て手摘みで行い、畑と醸造所でそれぞれ選別し、醸造所では除梗前の房の状態と除梗後の粒の状態での2度に渡る選別が15人で行われます。
除梗は約30%で、開放桶で低温浸漬を行い、3から4週間かけてゆっくりアルコール醗酵をさせます。
必要に応じて櫂入れを行い、空圧式圧搾機でプレスした後にワインは樽へ移され、樫樽で15から18ヵ月熟成されます。
樽は主にトロンセ、アリエ、ヴォージュ産のものが使われています。
以上インポーター資料より抜粋
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