<以下インポーター資料>
ラファエル モニエの家系はブドウ栽培農家でも酪農家でもなく、農業の類いとは無縁で、
そのような環境で過ごしたためかワインに対して特別な関心を抱くこともなくやってきた。
ところが、最初に畑を購入した2000年よりも数年前、当時はアルボワから車で30分ほど離れた町で教師をしていたのだが、
同僚が趣味でワインを造っており、手伝ううちにがついたらワインの魅力に取り憑かれてしまう。
その後アルボワの中学校に転勤となり、偶然にもブドウ畑売却の看板を目にしてこれを購入。
0.15haの畑を耕し自家用として2000年から2008年まで、趣味でワイン造りに取り組んでいた。
ラファエルのように畑を所有しておらず地元出身でもない人物が、
趣味ではなくワインを本格的に造るために、アルボワは他の産地に比べて間違いなく条件が良かったと思われる。
アルボワに代々住んでいる家系なら大抵はブドウ畑を所有しており、
一方で昨今は若年層が畑を引き継がないケースが増えてきていることから、畑を入手し易い環境にあるからだ。
2008年に自家用としてのワイン造りに終止符を打ち、ディジョン大学で醸造を学び、2009年から本格的にスタートを切った。
住宅兼醸造所は全てを自分で建築し、ひととおりの醸造設備も入手。
エマニュエルウイヨンらと親交を暖めながら、ナチュラルワイン造りを行っている。
彼は、現在も中学校の社会科の教師でもある。
*アヴィ・ドゥ・トンペット/ラタ・ポワル
2017年に霜などの影響でラタ・ポワルの自社畑の収量が激減したことにより、
それ以降自社葡萄のラタ・ポワルのワインの醸造だけでなく、他の地域より有機の葡萄を購入し平行して醸造を始めました。
アヴィ・ドゥ・トンペットはネゴシアンラベルのワインとなります。
以上インポーター資料より抜粋