イル・ボッソロ・トスカーナ・ロッソ2020 ジャコモ・バラルド
「ワインの科学」の著者でもあるJamie Goode(ジェイミー・グッド)氏に見出され高く評価されている造り手。
●産地:イタリア/トスカーナ
●ブドウ品種:サンジョヴェーゼ
●容量:750ml
●赤ワイン
ヴァーゼンハウスと同じくドメーヌ・モンティーユで修行を積んだ造り手。
前代未聞の畑内醗酵を実践する唯一無二の生産者でもあります。
トスカーナで造ってもどこかブルゴーニュ的で、洗練された美味しさは只者出ないことは誰が飲んでも明らかです。
※こちらは畑内醗酵(★画像参照)のサンジョヴェーゼが25%ブレンドされているキュヴェです。
綺麗なやや薄目のルビー色。ピノ・ノワール的な洗練された果実味と酸、超シルキーで質の良いタンニン、うちに秘める葡萄の持つパワーが半端なく、次から次へと表情が変わります。バランスも良く、フレッシュでエレガントなスタイルは、まるでブルゴーニュのワインです。是非、お試しくださいませ。
以下インポーター資料です。
(2024.5 入荷時の資料)
品種:サンジョヴェーゼ
樹齢:2009年に植樹。
畑・土壌:
サン・カシャーノ・デイ・バーニ、石灰岩が多く存在するシルト、
明るい粘土。北西向き。標高515m
醸造・熟成:
1日2~3回のパンチングダウン。自生酵母で30日間かけて発酵。
25%を全房のまま畑内発酵。バリックでMLF。
オークバレルで18か月、ステンレスタンクで6か月、18か月瓶熟成。
特徴:私たちが最初に植えたブドウ畑で全ての始まり、エンジンです。
エレガントでジューシー、まさに高地のワインです。
純粋なサンジョヴェーゼ。エレガントでフレッシュ。
赤い果実、柑橘、森林、バランスの取れた複雑さ。
口に含むと繊細でエレガント、美しい酸味と上質なタンニンが次の杯を刺激する。
DIAM10コルク。
大樽で熟成させたような、酸化を伴うブルーベリー、ブラックチェリーの香味が重層的。
淡く淡く重なる要素。畑内発酵での表現はこれだったのか。
クール、作為を感じさせない細やかで調和したタンニン。
フェンネル。硬質な酸を果実が覆う。
中間から内包されたセミドライチェリーを思わせるネットリと広がる風味。
余韻にかけてぐんぐんと存在感を増していく、
実体が見えないのに足音がついてくるような果実の力強い残像。
(2024年4月 村岡)
アルコール度数13%。標高515mの北西に面して2009年に植えられたサンジョヴェーゼ。
粘土質の土壌に石灰岩が多く含まれています。
20%を全房ブドウ畑で発酵。小樽とトノーで18ヶ月熟成。
温かみがあり、しなやかで、ワイルドストロベリー、上質なハーブ、
乾燥したバラの花びらの香り、エレガントできめの細かいタンニン、
甘くて風味豊かなフルーツの質感が特徴です。
テクスチャーがあり、非常にエレガントで、中量級の飲みやすいスタイルで、
ちょっとした複雑さ以上のものがあります。
若干のドライ感のあるザラザラした仕上がり。
93/100
(Jamie Goode Winenoarkより)
(インポーター:オルヴォー)
商品コード:17527
ジャコモ・バラルド(Giacomo Baraldo)
ドイツのヴァーゼンハウスと同じくドメーヌ・モンティーユで修行を積んだ造り手ジャコモ・バラルドのご紹介です。
前代未聞の畑内醗酵を実践する唯一無二の生産者でもあります。
「ワインの科学」の著者でもあるJamie Goode(ジェイミー・グッド)氏に見出され高く評価されています。
トスカーナで造ってもどこかブルゴーニュ的で、洗練された美味しさは只者出ないことは誰が飲んでも明らかです。
以下インポーター資料より抜粋しました。
日本でも活躍の目覚ましいDomaine Montille(ドメーヌ・モンティーユ)
にて研鑽を積んだ造り手。
Wasenhausの当主アレックスとはモンティーユでの同級生となります。
ボルドーのマルゴーやグラーヴ、そしてブルゴーニュ。
南半球のニュージーランドでは今でもワインを造っています。
イタリアワインの販路を持たない弊社ですが、彼の造り手としての実力、畑の中で発酵させる未聞の手法自らを“No Natural”自然なままではなく
人の力でワインは導くという主張にも共感出来るものがありました。
力強く塗りつぶすようなサンジョヴェーゼではなく赤と黒のグラデーションで描くような世界観。
酸とタンニンが強いこの品種は水平的で果実味のグラデーションにやや欠ける印象もあります。
キャンティ的に白ブドウを混ぜて脱力させるか自然派的なアプローチで輪郭を滲ませるか。
そのどちらでもなく、ジャコモの言葉を借りるなら“ピノを目指す”サンジョヴェーゼ、陰影を描く果実。
この品種で精神に訴えかけうるベクトルは極めて希少です。
そして前代未聞の畑内発酵ワインは熟成感とフレッシュさが同居したような枯淡で描く世界。
アタックではなく野性味と果実の奥行きの世界は今は無きブルゴーニュの造り手を想起させてくれます。
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