VdFルージュ・フ・デュ・ロワ2019 ル・トン・デ・スリーズ
造り手自身の素朴で朗らかな人柄がピュアに表現された、癒しを感じさせてくれるワインです。
●産地:フランス/ラングドック
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:グルナッシュ、カリニャン、サンソー
●容量:750ml
●赤ワイン
※お一人様2本までの販売とさせて頂きます。
※リリース直後の不安定な状態が落ち着くまで、輸入元野村ユニソンさんの倉庫でしっかりと休ませたワインになります。
以下インポーター資料です。
(2024.5 入荷時の資料)
ル フ デュ ロワは、中世に王に仕え、世の中で起こっている事を進言する側近の意味。鮮やかで深みを感じるいきいきとした風味があり、ワイルドベリーのような深みと芯のある果実味が全体を支えています。輪郭が明確で、繊細さと密度のある旨味を備えたタイプのワイン。
平均樹齢60年ほどのブドウ樹は、250mほどの標高の畑に植わっており、その標高がワインに軽快でスムーズな飲み心地を与えています。糖度を確保する為、サンソーは10日間の間隔を空けて2回に分けて収穫。低い収量の凝縮したブドウを丁寧に収穫、自然酵母のみで発酵させ、2週間ほどマセラシオン カルボニックを行った後に大樽にて熟成。亜硫酸を使用せずに瓶詰めされます。
苺やフランボワーズなど赤いベリー系果実の酸を感じつつも甘さのある香り。少しカラメルっぽさも感じられます。味わいは、まるでイチゴ狩りでもぎたてのイチゴを頬張った様なジューシーな果実感が素晴らしい。タンニンは細やかでシルキー、しっかりした酸も感じられ、フレッシュな果実を引き締めている。
アクセル節満載のワインで、身体にすっと染み入る液体はストレスを感じることなく楽しめます。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:17586
ル・トン・デ・スリーズ(Le Temps des Cerises)
以下インポーター資料です。
ドメーヌ名となっている「ル トン デ スリーズ(さくらんぼの実る頃)」は、1866年にジャン=バティスト クレマンによって作詞され、
アントワーヌ ルナールの手によって作曲されたフランスの古い歌曲です。
この曲は後に、パリ コミューンをめぐる歴史に強く関連付けられ、作詞家のジャン=バティスト クレマンが想いを寄せていた女性が、
「血の一週間」の間に殺害され、彼女を失った悲しさと儚い恋の想いを綴ったものと言われています。
そんな悲劇から生まれた歌曲から自らのドメーヌ名をとったのは東ドイツ出身のアクセル プリュファー。
経済大学に2年ほど通っていましたが、自分の望む本来の生き方とは違うのではないかと疑問を抱き、バーなどで働きはじめます。
その後、兵役に就くのを嫌ってキャンピングカーに乗り込み、安住の地を求めて放浪。
そして行き着いたのがフランス ラングドック地方。
この地で彼は、ヤン ロエル、ジャン=フランソワ ニック、エリック ピュフェリン(ラングロール)と出会い、
彼らからワイン造りの手法とそれにかける情熱を学び、自らもワイン生産者となりました。
ル トン ド スリーズのワインを産する畑は、南フランス ラングドック地方のベダリューという街からすこし山を登った森の中にあります。
畑の多くは標高の高い山間にあり、比較的涼しい気候と乾燥した風によってみずみずしさと清涼感のある味わいを備えたワインとなります。
畑でのブドウ栽培においては、除草剤や殺虫剤、化学肥料を用いない自然な栽培を行い、
醸造に関しては自然酵母による発酵にはじまり人為的な介入を避けたシンプルな方法で醸造を行っています。
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