VdFラ・ディストレイト2018 シャトー・ラ・フランシェ(エリック・デュボワ)
マセレーションしたシュナン・ブラン100%のワイン!
●産地:フランス/ロワール
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:シュナン・ブラン
●容量:750ml
●白ワイン(オレンジワイン)
当初めてご紹介する生産者エリック・デュボワのご紹介です。輸入元ヴォルテックスさんへ2021年7月と2020年4月に入港したワインで、当店へは2021年11月に到着しています。当店で(13度)でしっかりと熟成させたワインです。
マセレーションしたシュナン・ブラン100%のワインです。
ヴォルテックスさんから一部のボトルに漏れがあるとの報告を受けてますが、当店へ入荷分は、目立った漏れはございませんでした。
(コメント2024.6)
以下インポーター資料です。
(入荷時の資料)
【2020年4月入荷】
*重要!今年5月にご案内致しました2018年ヴィンテージと同日入荷のアイテムで、以前お伝え致しましたとおり入荷直後の試飲において本来の状態ではないと判断したためリリースを見送り、倉庫で寝かせている期間に一部のワインに漏れが発生していることが判明。
原因としては品質の低いコルクを使用して横置きの箱に入れてあった為、経年でコルクの裂け目や外周から染み出したものと判明致しました。対策として、オリジナルの横置き箱からボトルを縦置きの箱に入れ替えてあります。
漏れの程度に多少の差はありますが液面に大差はないこと、漏れていないものと比較して味わいの差はないことを確認しております。ラ・ディストレイト2018年の販売価格は漏れていることを前提としております。納品後の返品はお受けできませんので、予めご了承くださいますようお願い致します。
黄みがかった黄金色。約6ヶ月のマセラシオン。色合いや香りからはそれほど力強い印象は受けませんがやや重心の低い様子が伺えます。抜栓時は香りは控えめですが、空気に触れると徐々に熟したミラベルや杏、ドライアプリコットや蜜などの香りが膨らみます。それに加えオレンジや黄色の柑橘のニュアンスやほろ苦さ、紅茶のようなタンニンがほどよく感じられます。
パワフルなスタイルではなく、熟した果実の風味はしっかりと残し綺麗な果実由来の酸が調和良く、マセラシオン由来の風味の複雑さを絶妙なバランスで引き出し奥行きも感じさせながら、みずみずしささえ感じる軽快な口当たりで負担のない仕上がりです。スッキリとしたアタックから豊かな果実味、徐々に様々な要素が重なり複雑さ奥行きが増していき、そして余韻へ長く続きます。
(インポーター:ヴォルテックス)
商品コード:14236
エリック・デュボワ(Eric Dubois)
以下インポーター資料より抜粋しました。
当主のエリック・デュボワは1990年まで建築の勉強をしていましたが、
縁あってナント近郊の大きなネゴシアンを立ち上げるチームに一員として2年間働きました。
その後に農業高校で葡萄栽培及び醸造の教師を務めていたところ、
オスピス・ド・ソミュールが運営するクロ・クロクリスタルの葡萄畑の栽培長に抜擢され21年間勤めました。
長き渡るクロ・クリスタルでの仕事に終止符を打ったのが2016年、
妻アレックスと息子のフェルディナン、そして3頭の馬も連れて、理想の葡萄畑を探しながらイタリアやポルトガルへと旅をしました。
この旅を続ける中でロワールへの強い想いを再認識した2017年、
サヴニエールの西に位置するポッソニエールで希望に叶う醸造所と5.5haの畑を見つけることができました。
2019年8月までクーレ・ド・セランの畑で働きながら、妻のアレックスと交代で自分達の葡萄畑を管理していましたが、
アレックスは医療関係の仕事へ戻り、エリックはスタッフのニコや3頭の馬と共に畑仕事や醸造に集中できるようになっております。
畑はエコセールの認証を受けており、栽培品種はシュナン・ブラン、グロロー、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン。
機械などは使わず手作業か馬で畑を管理、醸造は自然発酵、亜硫酸を無添加せずに瓶詰めまで行っています。
葡萄のエキスをしっかりと感じ流ように緻密で上品、長い経験が詰め込まれたかのように落ち着きがあり、個性と魅力に溢れるワインを私達に伝えてくれています。
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