ミオセヌ2021 ドメーヌ・デ・ザコル
元ラルロの醸造長オリヴィエ・ルリッシュが南仏で造るワイン。
●産地:フランス/コート・デュ・ローヌ(アルディッシュ)
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:グルナッシュ100%
●容量:750ml
●赤ワイン
継ぎ目がなく、円みがあり、とてもエレガントでしなやかワインです。元々のトップ・キュヴェです。
(コメント2024.7)
以下インポーター資料です。
(2024.7 入荷時の資料)
ファーストリリース : 2011年産
格付 : VIN DE FRANCE ROUGE
品種 : Grenache
年産数 : 3,200本
リューディ名 : Saint Julien
栽培面積 : 1.2 ha
畑向き : 南東向き
土壌 : 粘土石灰岩(中新世)
畑標高 : 180m
平均樹齢(2020年時) : 70年
剪定法 : ドゥーブル・コルドン
密植度 : 4,300本/ha
平均収量 : 20 hl/ha
収穫 : 手摘収穫
BIO認証/農法 : Demeter, AB, EUROLEAF
除梗 : 除梗20%
発酵タンク : ステンレスタンク
低温浸漬 : 低温浸漬無
マロ発酵 : マロ発酵有
発酵期間 : 14日間
発酵温度 : 最大28℃
酵母 : 天然酵母
熟成 : 旧樽 80%, ホーロータンク20%
新樽比 : 新樽無(L'arlot旧樽メイン)
熟成期間 : 熟成約2年間
フィルター : フィルター無
コラージュ(清澄) : コラージュ(清澄)無
熟成可能年数 : 10年
特徴 : 繊細さと複雑味。ミオセヌとは粘土石灰や化石のある地層が由来。70年以上の古木ワインは土壌の特徴である石灰のミネラル感が印象的なキュヴェ。タンニンはしっかりとし、旨味ある果実味で、エキス分がとても豊富。スパイスの要素がよいアクセント。甘渋い果実の塊が核となっていて、無駄がなく、適度な厚みと素晴らしい奥行き。継ぎ目がなく、円みがあり、とてもエレガントでしなやか。
果実味、エレガンス、緻密さ。樹齢の高いグルナッシュとカリニャンを使用し、力強さと繊細さ、そして新鮮さを兼ね備えた、濃厚でリッチなワインです。ジューシーな黒系果実には深みがあり、スミレの香りも感じられます。ミオセヌの区画は、すべて "シャペル"の区画に近接しています。ブドウの樹齢は同じで、比率もほぼ同じです。しかし、土壌が違うので、同じワインではありません。スパイシーで長い余韻があり、早くから楽しめますが熟成のポテンシャルも高いです。エレガントで繊細、そしてフルーティ。この若いワインは、その余韻の長さであなたを誘惑するでしょう。テロワールは非常に特殊で、中新世からのもので粘土石灰質の土壌。豊富な石灰岩がフレッシュさと複雑さをもたらし、さわやかで空気感のあるエレガントな果実味が特徴です。口の中での良い余韻。素晴らしいフィネスを持つワインで、レーシーな味わいが特徴です。若いうちにデキャンタージュして、空気を含ませ、アロマを引き出すことをお勧めします。
(インポーター:エイ・エム・ズィー)
商品コード:17482
ドメーヌ・デ・ザコル(DOMAINE DES ACCOLES)
元ラルロの醸造長オリヴィエ・ルリッシュが南仏で造るワインです。
ブルゴーニュのワインとは違いますが、南仏の品種をブルゴーニュ的に仕込むとこうなるんだと、
改めて感じさせてくれます。
以下インポーター資料です。
ドメーヌ・ザコルは、ドメーヌ・ド・ラルロで天才醸造家と謳われたオリヴィエ・ルリッシュ氏と
妻の2人が始めたドメーヌ。誰もが羨む地位を捨て、夢であった自らのドメーヌを拓いたのです。
ザコルとは、オック語(中世仏でロワール川以南の仏語)でテラスやアルディッシュの丘、
南ローヌ地方のブドウ畑の丘を意味します。2005年に古家を購入し、余暇を過ごしていましたが、
周辺の畑にブルゴーニュとの類似性に気付き、リサーチを重ね、素晴らしい畑と巡り合いました。
畑は地理的にはローヌとアルディッシュの峡谷から数キロの所にあり、Saint-Marceld'Ardeche県に18haあります。
ほとんどが樹齢50年以上で粘土石灰質土壌の丘にあります。ブドウ畑の前所有者は、全ての葡萄を共同組合に
販売しており、ワインは未生産でした。完全な有機農法ではありませんでしたが、かなり軽い農薬対策をとっており、
過去何年も化学肥料不使用でした。2011年春、公的にオーガニック農法に切り替え(Ecocert認証)、
2011年10月よりビオディナミ農法による準備を始め、2012年春には、全ての畑がこの農法にて準備が整いました。
ラルロでは、2000年に公的な農法転換の後、実際に全ての畑が変換できたのが2003年ですので、ザコルでは 比較的早く、
切り替えられた恵まれた環境にある事が分かって頂けると思います。設立時の畑比率は、グルナッシュ
(別名:南仏のピノ・ノワール)が12ha、カリニャンが2ha、カベルネ・ソーヴィニョンが2.8ha、シラー1ha、
そして0.7haのシャルドネ。今後はシラーやピノ・ノワールも予定。ワインはフィネスがあり、エレガントなスタイル。
正確に選別する為、手作業で収穫し、その際も小さな20キロの箱で行い、収穫後の温度上昇を防ぐ為に、
2012年から保冷トラックを使用しています。果汁も重力を利用して扱うなど随所にラルロでの経験が活かされています。
ワインに最大限の奥深さを出すため、ラルロで行っていたように、30-100%葡萄房全体を使用し、
樽もラルロの古樽が使用されるなど、随所にラルロのエッセンスが散りばめられています。今では仏三ツ星はもちろん、
NYの三ツ星レストラン、イレヴン・マジソン・パーク等にもオンリストされるなど、世界中が注目している生産者となりました。
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