以下インポーター資料より抜粋
ドメーヌ創業者ロバート ミネ氏はプイィ シュル ロワール地方に生まれ、樽職人との兼業農家を営んでいました。
1937年にはワイン造りに専念することを決意し、プイィ フュメに1.5haの畑を購入してワイン造りを始めました。
天候に左右される仕事は難しく大変でしたがロバート ミネ氏は地道に品質の良い葡萄作りを心掛けて畑作業を続けました。
しかし、息子のレジス ミネ氏が17歳の時、ロバート ミネ氏は急逝してしまったため、
レジス ミネ氏は学業を続けるかドメーヌを継いで存続させるかの選択を迫られましたが、
父の遺志と共に畑やワイン造りに対する決意も引き継ぐことを選びました。
レジス ミネ氏はワインのクオリティをより高めるために栽培と醸造に関する最良の技術を取り入れて、11haの畑を所有するまでにドメーヌ運営を安定させました。
現在は娘のリュシア ミヌール女史がドメーヌを引き継いでいます。
所有する葡萄畑はサン タンドラン村とプイィ シュル ロワールに位置し、細かい区画がいくつも点在しています。
土壌は主に粘土石灰質と泥灰キンメリジャンに分かれており、
この2つのテロワールがソーヴィニヨン ブラン品種にフレッシュさとミネラル、フルーティな味わいとフローラルなアロマを与えています。
除草剤は使用せずリュットレゾネを10年前から採用しています。
春は芽かきをして生産量をコントロールし、収穫前は葡萄の状態をチェックしながら葡萄の成熟を高めるために手で除葉をしていきます。
醸造は温度コントロールが容易なステンレスタンクで自然酵母にて行い、
ソーヴィニヨンブランのフレッシュなキャラクターをより表現できるように澱上熟成は6カ月に留めています。
瓶詰前にはベントナイトでのコラージュ、軽めのフィルターをかけて透明感のあるプイィ フュメに仕上げています。