以下インポーター資料です。
ランゲの人間であるということは、大地、ブドウ樹、そしてワインとのゆるぎない関係性を持つということである。
それゆえに、1900年代初頭からすでに、私たちの祖先がブドウ樹と土地を取得してブドウ栽培を行うという着想に至ったのは、自然なことであった。
代々引き継がれてきた情熱と労働は私の両手にしみついているし、自然への最大限の敬意のもとに、受け継いだものを守り改善していくことができるということを願っている。
ブドウ樹を処置し、思いやり、共謀する。
私たちの行いと生まれ持った素質から自然に生まれた産物であるバルベーラ、バローロ、ドルチェット、
そしてネッビオーロのなかに私たちの大地の個性を再確立するためには私の家族全体を巻き込む必要があり、そのうえで情熱が不可欠だ。
私のピエモンテなまりと私の妻のスペインなまり。若者たちのマケドニアなまり。
私の子たちの騒がしい声。収穫のたびにそれらが混ざりあい、情熱と希望とともに空に解放される。
樹々に迎えられ、私たちを知ろうとするものにそれは与えられるのだ。
生産者HPから一部抜粋 (翻訳作成:2013年6月)
プリンチピアーノ家は、1900年代の初頭から、自分たちが所有する7haの畑で葡萄栽培にいそしんできました。
自分たちのカンティーナは、50年代に父アメリーコ・プリンチピアーノの手によって実現され、1993年から、息子である現当主、フェルディナンドが引き継いでいます。
フェルディナンドは、畑でも、醸造面でも、アメリーコから貴重な経験を得てきましたが、2004年に、その哲学と概念をあらためて定義しなおしました。
醸造は、とりまく自然と地域環境の特徴を子細に反映させるためのものであると考え、そのために化学肥料や除草剤、殺虫剤、防カビ剤の使用を放棄するのを信条としました。
葡萄樹1本あたりの収量を750gから最大でも1.5kgに抑えるため、間引きを進めてきましたし、野生酵母で発酵することを好みました。
サステイナブルで自然環境との調和をとるスタイルを実現するために、
発酵時には温度管理も硫黄の添加も行いません。
ルモンタージュはポンプを行わずに、手作業で行うことにしました。
高品質のワインを生み出すために、ブドウ畑が円熟していることが根本的な役割を果たします。
プリンチピアーノ家が所有しているクリュのブドウの樹齢が40年から60年におよぶことを、誇りに思ってもいいのではないでしょうか。
生産者HPから一部抜粋 (翻訳作成:2013年6月)