既にご存じな方も多いと思いますが、2022年ヴィンテージよりドメーヌ・ド・シャソルネイはオレリアン・ヴェルデが新しいオーナーとなり、
フレデリック・コサールの造りを継承し、新たに生まれ変わりました。
以下インポーター資料です。
2022年より完全にドメーヌ・ド・シャソルネイのオーナーとなったオレリアン・ヴェルデ。
高校卒業後モータースポーツの世界で活躍し、オートバイの世界から退いた後、ビオのパイオニアで父親アランの仕事を手伝いながらブドウ栽培や醸造を学ぶ。
2002年、父親から畑を譲り受け、ドメーヌを引き継ぐためにボーヌのワイン学校(BTS)に通う。
2004年、父親から醸造所を正式に引き継ぎドメーヌ・オレリアン・ヴェルデをスタートさせる。
2019年、友人のフレデリック・コサールからシャソルネイを将来的に引き継ぐ前提でパートナーシップの打診がありオレリアンが畑の管理、
フレッドが醸造を担当するタッグチーム体制が敷かれる。
2022年、オレリアンが醸造も含めて100%シャソルネイを継承し、新生ドメーヌ・ド・シャソルネイがスタートした。
畑総面積:11ha
農法: ビオロジック(ビオディナミ)
収穫方法: 100%手摘み、畑とカーヴで選果
ドメーヌのスタッフ: 6人、季節労働者数人
趣味: モトクロス
生産者のモットー
ブドウがワインの品質を決める:
~ドメーヌ・オレリアン・ヴェルデとドメーヌ・ド・シャソルネイ~
2022 年に、フレッドから正式にドメーヌ・ド・シャソルネイのブランドと畑を譲り受けたオレリアン・ヴェルデ。
ワインの醸造は、オート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあるドメーヌ・オレリアン・ヴェルデと同じカーヴで仕込んでいて、
2 つのドメーヌの仕込みは分けず同じ方法で統一している。
オレリアンが言うには、フレッドとパートナーシップを組んだ 2019年以降、
ワインの仕込み方法はシャソルネイ方式に大きくシフトしたとのこと。
すなわち、白は今まで樽で仕込んでいたのが卵型セメントタンクに変わり、
また赤は今までブドウの大部分を除梗していたのが、
今は100%全房のスミマセラシオンカルボニックに変わるなどシャソルネイの醸造方法がドメーヌ・オレリアン・ヴェルデにも活かされている。
一方で、赤の熟成はドメーヌ・オレリアン・ヴェルデと変わらず 100%樽を使用する
(ただし、今は樽香を避けるために大部分は古樽を使用し、今後も新樽の比率を減らす方向にある)。
ドメーヌ・ド・シャソルネイとドメーヌ・オレリアン・ヴェルデはオーナーが同じオレリアン・ヴェルデで、畑の栽培方法、醸造方法は同じ、
醸造所も全く同じだが、オレリアン自身は将来的に片方のドメーヌに統一するという考えはなく、今後も両ドメーヌのブランドを残していく方針でいる。
彼にとって、そもそもドメーヌ・ド・シャソルネイはコート・ド・ボーヌのワイン、
ドメーヌ・オレリアン・ヴェルデはコート・ド・ニュイのワインというテロワールの大きな違いがあり、
またシャソルネイという名を残したフレッドをリスペクトする意味においてもブランドは残していかなければならないという想いがある。
「消費者には同じ人間が仕込んだコート・ド・ボーヌ、コート・ド・ニュイというブルゴーニュの偉大なテロワールの違いを両ブランドから感じてほしい」というのが彼の願いだ。