以下、インポーター資料です。
アントニオのワインとならんで、ポルトガルワインを取り扱う決め手となったのが、
ペドロ・マルケシュの白ワインです。ペドロのワイン造りは、キンメリジャン土壌を活かした、
気候にも土壌にも海を強く感じさせるもので、地品種を数多く栽培して特徴的な白ワインを造っています。
リスボンの北に位置する、トレシュ・ヴェドラシュの地域に13haのブドウ畑を所有。
2009年にワイナリーを再興するべく、兄弟でワイン造りを始め、2015年にビオ認証を取得。
田舎で生まれた彼にとってブドウ畑は常に身近にあり、リスボンの農業専門学校に行くことに
初めから迷いはなかった、と話します。
2005年に卒業後ヨーロッパや新世界のワイナリーで働きながら、少しずつ家族の畑を植えなおし、
2009年に初めて自身のワインを造りました。それ以降も近所のワイナリーで働きながら、
2015年にようやく兼業を脱してフルタイムで働けるようになりました。
ブルゴーニュ、ジュラ、アルザス、ロワール、そしてシュタイヤーマルクで造られるような、
洗練されたワインが好きだが、白品種のスキンコンタクトといった、昔使われていた技術にも興味はある。
けれど、食中酒を造ることをなによりも念頭に置いている」と、ペドロは話します。