シャンボール・ミュジニー・レ・ゼルビュ2022 フレデリック・コサール
シャソルネイを手放した新生フレデリック・コサールのワイン。コサールのワインの中でも人気の高い1本です。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:シャンボール・ミュジニー
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン
コサールの中でも人気のキュヴェですが、入荷数が少ない貴重なキュヴェです。
(コメント2025.2)
以下インポーター資料です。
(2025.2 入荷時の資料)
品種: ピノノワール
アルコール度数: 11.5%
樹齢: 64年~74年
土壌: 粘土質・石灰質
マセラシオン: セミマセラシオンカルボニック、木桶タンクで21日間
醗酵: 自然酵母で1ヶ月
熟成: 卵型セメントタンク7hLで12ヶ月、ステンレスタンクで5ヶ月
収穫日は2022年8月30日とブドウが早熟に加え、酸を残すため早かった!収量は35hL/haと例年並みだった!区画はレ・ゼルビュ!2016年から所有者の許可により正式に畑名をラベル表記できるようになった!ピュアな味わいを引き出すため卵型セメントタンクを使用!
色合いは透明感のある深いルビー色。フランボワーズ、シャクヤク、プラリネの香り。ワインは艶やかかつチャーミングでフィネスがあり、染み入るようにピュアな果実味に線の細い繊細な酸、チョーキーなミネラル、キメの細かいタンニンがきれいに溶け込む!
(インポーター:ヴァンクゥール)
<★2022 年の特徴>
2022 年は、フランス全土が歴史的とも言える極度の日照りに見舞われた。それにもかかわらず多くの地域がかつてないほど収量に恵まれたミラクルな年だった。かのロマネ・コンティも「ドメーヌ史上一番収量の取れた年」と言うように、前年の凶作と日照りにより溜め込んでいたブドウのエネルギーが収穫直前に降った少量の雨により一気に放出され、ブドウの生命力の強さをまざまざと見せつけられた。最終的に豊作につながった地域はブルゴーニュやアルザスをはじめ多くはフランス北部に集中した。一方で、南仏など雨を待たずに収穫に入らざるを得なかった地域は、一部ブドウ焼けや水不足による収量減が見られた。
収穫したブドウについては、病気がほぼなかったという日照りのプラスの面が功を奏し、どのブドウも選果の必要がないくらい見た目は状態がきれいで健全だった。だが実際、品質的にはブドウの熟し具合がまちまちで、見た目だけでは判断できない醸造者のセンスが問われる非常にタフな年だった。多くの生産者が未熟なブドウも完熟するまで収穫を待つ中、フレッドは今回潜在アルコール度数よりも Ph(酸度)の値を重視し、酸が落ちる前に収穫に臨んだ。
醸造については、赤はタンニンの抽出も良く発酵も比較的スムーズに進んだ。だが、白は日照りによるブドウの窒素不足の影響で、キュヴェにより発酵のスピードがまちまちだった。ピュリニーやビゴットなど最後の発酵がスタッグしたキュヴェにおいては、翌年の発酵に勢いのあるワインの澱を加えてどうにか完全発酵まで持って行った。
ワインの特徴について、まわりがボリューミーなワインをつくる中、それに反するような果実味がエレガントで酸のあるフレッド節の効いた上品な味わいに収めることに成功している。フレッド自身「白は複雑さよりもブドウそのものの味わいをシンプルに表現できた」と評し、似たようなキャラクターとして2011年、2014年を挙げ、また赤は「健全でバランスが取れていて色の抽出も早く、発酵が問題なく終わった」という点を評し、2018年、味わいは2011年を彷彿させると語る。総じて、2022 年は収量に恵まれたブドウの当たり年とも言えるが、一方でワインは生産者の醸造センスが色濃く出た年と言えよう。
以上インポーター資料より抜粋しました。
商品コード:18329
Domaine de Chassorney (ドメーヌ・ド・シャソルネイ)Frederic Cossard(フレデリック・コサール)
以下インポーター資料より抜粋しました。
現オーナーのフレデリック・コサールは1987年から10年間ブルゴーニュワインのクルティエとして働き、1996年ドメーヌシャソルネイを立ち上げる。
2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートする。
2019年、オレリアン・ヴェルデとパートナーシップを組み現在に至る。
気候:
半大陸性気候で、冬は寒く夏は暑いが、いわゆる「コート・ドール」と呼ばれる南北100 kmに及ぶ丘陵地帯が過酷な気候から身を守る。
土壌の性質、畑の向き、そして気候がそれぞれのクリュによって様々で、ミクロクリマとテロワールが複雑に絡み合う。
畑総面積:10ha
農法:ビオディナミ(ホメオパシー)
収穫方法:100%手摘み、畑とカーヴで選果
ドメーヌのスタッフ:5人、季節労働者数人
生産者のモットー:
Vin Vivin(活きたワイン)をつくる
自然をリスペクトする
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