以下インポーター資料より抜粋
1982年以来デュヴァル・ルロワで20年以上にわたり醸造長を務め、若くして名声を博した後、栽培醸造コンサルタントとして国際的に活躍。
マルゲやフルーリーなどのメゾンの品質向上に大きく寄与し、カリスマ視されることも多い大御所醸造家です。
2006年から自らの名を冠したシャンパーニュをリリースしたが、その中身は2010年までマルゲのサピエンスと同一である。
長年にわたるビオディナミの研究成果と、ホメオパシーの思想を栽培だけでなく醸造にも応用。
「ワインにある種の生命、知識と意識を宿させることが、私が長年取り組んだワイン造りの核心」だと語り、
試飲では「惑星のエネルギーを感じて下さい」とのヴィジョンも口にする。
シャンパーニュは全て、単一年生産でヴィンテージを明記。年により、瓶内二次発酵後のシュール・リー熟成を120ヶ月以上行う。
2009年、キュミエール村に長年有機栽培だった0.5haの畑(クロ・ド・キュミエール)を購入し、栽培、醸造を一貫して自ら手がけるシャンパーニュの製造を開始した。
<エルヴェ・ジェスタン>
「シャンパーニュ・ジェスタン エクストラ・ブリュット プルミエ・クリュは、毎年、単一年(モノアネ)ワインとして、年号を明記して発売されます。
ヴィンテッジとは、私にとって進化する人間を映す鏡であって、私が本キュヴェのヴィンテッジに込める意味そのものです。
この偉大なワインの醸造の目指すことは、物質にある種の生命、知識と意識を宿させることです。
これこそ、私が長年にわたり取り組んできた内容の核となる部分です。
発酵中もしくはデブルバージュ中のワインが月や太陽の影響と共鳴できるように、複数の植物やミネラルを使用しますが、これは発酵が順調に進むために必要な影響を与えます。
醸造の異なる場面で、とりわけ夏至のときは、光と太陽の情報がワインに与えられます。
樫の樹が茂る森の風の情報は、マロラクティック発酵中に伝えられます。
ワインとブドウの樹とがお互いに密接な共鳴関係でいられるよう、瓶詰めは常に開花の後におこなうので、双方が支え合うことができます。
そして開花後は、ワインとブドウそれぞれが独自の道を歩みます。
以上は私の考え方のごく一部にすぎませんが、このような考え方にそって、シャンパーニュ・ジェスタンを醸造しています。」