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VdFルージュ・ピゥ2021 ジェローム・ソリニー

通常価格
9,680円 (税込)

人気・実力を兼ね備えたロワールのスター、ジェローム・ソリニー(Jerome Saurigny)のオリジナリティ溢れるワインは、鬼才と呼ばれるに相応しい独特の世界があります。

生産者情報はページ下部をご参照ください。

●産地:フランス/ロワール
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:グロロー 、カベルネ フラン、
カベルネ ソーヴィニヨン、ガメイ、シュナンブラン、
ソーヴィニヨンブラン
●容量:750ml
●赤ワイン

2021年のジェローム・ソリニーが限定入荷してきました。この数年天候不順が続き、雹や病害などの影響で多くの造り手が収穫量を失いました。ジェローム ソリニーも例外でなく、収量的には壊滅的だった2021年は、比較的安定していた2020年に比べ、入荷量が激減してしまいました。2キュヴェのみのリリースとなります。

以下、インポーター資料です。
(2025.12 入荷時の資料)

品種:グロロー (樹齢60年)、カベルネ フラン(樹齢35年)、カベルネ ソーヴィニヨン、ガメイ、シュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン

シスト土壌と片岩質土壌。収穫後、全ての品種を全房でファイバータンクに入れ発酵させる。短時間のマセラシオンをピエ ド キューヴ(破砕したブドウ)と共に行う。亜硫酸無添加。

明るいルビー色の外観。ジェロームの栽培しているすべての品種をブレンドした、彼の全てが注ぎ込まれたキュヴェ。ラズベリーやスグリと言った赤系果実のフレッシュな果実香にラズベリーソースのような酸を感じる凝縮した果実の香りも膨らみます。徐々にフレッシュハーブの様な爽やかな香りも湧き上がります。

味わいは、2021年らしく非常にフレッシュで軽やかでありながら、複雑さのある味わい。凝縮した(濃厚と言う意味でなく)果実感が感じられつつ、タンニンは非常に細かく、殆ど感じないようなスムースな飲み心地。

2017年に造られたサラマンドルの様なワインで、難しいヴィンテージでもこのようなワインを造り出せるジェロームに脱帽です。

(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:19554
  • 750ml
  • 自然派

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  • 生産者情報

ソリニー(Saurigny)



以下インポーター資料より抜粋

「皆に愛される人懐っこい性格の人気者、ジェジェ」
ロワール地方アンジュ地区、フェルム ド サンソニエールのマルク アンジェリやルネ モスにはじまり、
現在はそれぞれ独立したドメーヌを運営するセバスチャン デルヴューとパトリック デプラの2人によって運営されたドメーヌ デグリオット、
さらには、彼ら先達たちの影響を受けたシリルル モワン、
ジャン=クリストフ ガルニエ、ジャン=フランソワシェネなどフランスの自然派ワインを代表する造り手が多く活躍する地域です。
この自然派ワインのホットスポットである地域で、2005年からワイン造りを始め、年々進化を重ねてスターダムに登ってきたのがジェローム ソリニーその人です。
もともとボルドーの醸造学校でワイン造りを学んでいたジェローム ソリニーでしたが、
そこでは彼の望むピュアなワイン造りを学ぶことは不可能であっただけでなく、あまりに多用される醸造テクニックと添加物に不安を覚えたと言います。
その後、ドメーヌ デ グリオットのワインと出会ったのをきっかけに、彼らの自然でピュアなワイン造りに感銘を受けたジェローム ソリニーは、
ドメーヌデ グリオットにほど近い場所に12haほどの畑を見つけ、自身のワイン造りをスタートさせます。

取得した12haの畑は、目の行き届いた丁寧な栽培のために最もポテンシャルの高い6.5haのみを残して売却し、
除草剤や化学肥料などを用いない自然な栽培を通じて健全なブドウを得ることに集中しています。
醸造においては過度な人為的な介入を避け、自然酵母による発酵を行い、
リスクが高いデザートワインであっても瓶詰め時の
亜硫酸不使用を貫くなど、純粋主義的なワイン造りを徹底しています。

2015年現在で、10年にわたるワイン造りのキャリアを重ねてきたジェローム ソリニーですが、
彼のワインはパリの多くのワインショップやビストロなどでも広く愛されています。
その理由としては、気負わず楽しめるワインの味わいもありますが、ジェジェという愛称で友人・知人に愛される彼自身の人柄も大きいと感じます。
彼の下を訪問すると、いつも沢山の友人に囲まれている彼の姿を目にします。
人懐っこく、明るい性格のジェローム ソリニー。その笑顔に惹かれて多くの人が集い、ワインを通じて幸せな時間を共有しています。

その一方で、ワイン造りに取組む姿勢は非常にストイックと言えます。
亜硫酸の使用を嫌い、とことんピュアな自然派ワイン造りを追求し、一切の妥協を廃した攻めの姿勢。
その半面として以前のヴィンテージにはやや不安定な一面もありましたが、ここ数年、ぐっとワインに安定感が出てきました。
彼は定期的にワインの名称を変更するのですが、その理由として自身の考え方の変化や哲学の進化をあげます。
常に最善を目指して考え方を更新していくことによって、絶え間ない品質の向上を目指し、
結果として数年おきに目を見張る進化を遂げて、ひとつ、またひとつとステージを登り続けています。
スター生産者が集まるアンジュ地区にあっても他の生産者に活躍に埋もれることなく頭角を現し続けるジェロームソリニー。
彼の成長の軌跡を楽しみに追いかけて行きたいと思います。


ドメーヌ デ グリオットを率いていたパトリック デプラに憧れ、2005年からワイン造りを始めたジェローム ソリニー。
年々進化を重ねて、ナチュラルワイン界のスターダムに登ってきた彼が新たなステップを踏み出しました。

以前からそのワイン造りに取組む姿勢は非常にストイックでしたが、2018年から更にもう一段階進め、
銅やボルドー液すら撒く事を止め、トリートメントも行わず、トラクターの使用も停止。
その代わり自身の畑周辺で収穫されたハーブを調合して水に溶かし、それを畑に噴霧するというスタイルに切り替えました。
これには、葡萄だけではなく、果実や稲、麦と言った他の作物全てを調和させた上でワイン造りを行っていきたいと考えるジェロームの変革第一歩で、
今後更なる革新をもたらしてくれると信じています。

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