ロマン・エナンは、2018年の鮮烈なデビュー以来、年を追うごとに入手困難になりつつある、自然派シャンパーニュのホープです。
以下インポーター資料より抜粋しました。
<生産者>
現オーナーとして、実質的にラ・ビュル・リーブルとロマン・エナンの二つのドメーヌを率いるロマンは、自身の1haの畑に加え、弟トマと共同で所有する7haの畑を管理している。
アンリ・ジローから化学農薬を使わない自然栽培、そして樽発酵・樽熟成によるクリーンで洗練されたシャンパーニュの技術を学び、
さらにラ・ボエムのパトリック・ブジューからはSO2 無添加、ノンフィルター、ノンドザージュのワインが持つ潜在力を教わり、深い感銘を受けたロマン。
探求心の高さと若さを原動力に、近年はビオディナミに加えて Agroforesterie(アグロフォレストリー:ブドウ畑に樹木を植えることで土壌を守り、
生物多様性を高め、持続可能な農業を実現する手法)を取り入れるなど、栽培から醸造まで毎年必ず前年より一歩進化することを自らに課し、
ナチュラルでありながらも緻密という矛盾を美しく成立させ、シャンパーニュの頂点を目指すことをモットーとしている。
そこに、弟トマの科学的知見と明晰な分析力が加わることで、彼らのシャンパーニュは、クリーンでエネルギッシュ、そして驚くほど透明感のある味わいへと昇華する。
また、ロマンとトマには「ドメーヌ」という概念に対する執着がなく、これがLa Bulle Libre という組織のあり方にもつながっている。
父パスカルからドメーヌを引き継いだ際も、あえて新しいドメーヌ名にHeninの名を冠さず、
仲間とともにチームで築き上げるドメーヌであることを示すために、La Bulle Libre という名前を敢えて選んでいる。
ちなみに、La Bulle LibreのキュヴェOdyssée Pétillante – Chapitreのエチケットは、毎年そのミレジムの物語に合わせてデザインが変わる。
そして必ず、その年のプロジェクトにチームとして参加したメンバーが描かれる仕組みとなっている。
今のところは3人だが、これからもっとチームを大きくして更なる品質向上に努める予定だ。
土壌:石灰質(クレ)・粘土質
総面積:8 ha(その内Domaine Romain Heninの畑は1ha)
品種:シャルドネ、ピノノワール、ピノムニエ
畑:Cerseuil(セルスイユ:Troissyのコミューン)5ha(ピノムニエ90%、シャルドネ10%)、
樹齢30〜50年 Chouilly(シュイイ)2ha(シャルドネ100%)、 60年
Ay、Dizy(アイ、ディズィ)1ha(ピノノワール80%、シャルドネ20%)、樹齢40〜50年
樹齢:30年〜60年
剪定方法:ギュイヨ・プールサール、コルドン
生産量:理想は40〜45 hL/ha
収穫方法:収穫者20人前〜30人後で手摘み。畑で房レベルの選果。
ビオの認証:エコセール認証、ビオディナミ認証
<もっと知りたい醸造のこと>
醸造方法:
白は直接プレスでキュヴェ(一番搾り)とタイユ(二番搾り)を3つに分けて樽発酵、樽熟成。
10 ヶ月の熟成後のキュヴェに合わせてアッサンブラージュし、ステンレスタンクで3ヶ月熟成。
同時に、翌年の発酵中の樽の中から、発酵の勢いが最も強い5〜6樽を選び、
その発酵ジュースとブドウ果汁を凝縮した濃縮液を用いてリキュール・ド・ティラージュを仕込み、それぞれのタンクに加えてティラージュ。
酵母:自然酵母
一次発酵期間:2〜3週間、一次熟成:14ヶ月
二次発酵期間:30ヶ月
熟成方法:全て300L〜600Lの新樽もしくは古樽
SO2添加:なし
フィルター:なし