コトー・デュ・レイヨンを代表する造り手「ドメーヌ・ジョー・ピトン」は、
1978年にドメーヌを始めた、比較的歴史の新しいドメーヌながら、
ロバート・パーカー氏が高得点を連発した事から一躍有名になりました。
(97.10.31号のワインアドボケイトでは全てのワインが93~99点を獲得し話題を集めました。)
全ての葡萄の収穫を手で行うのは当然ですが、ここでは10月~12月にかけてゆっくり行われ、
葡萄をぎりぎりまで熟成するのを待ち、さらに1つの房を2~3回に分けて熟しきった葡萄の粒のみ摘んでいきます。
取れた葡萄は補糖、補酸はもちろん一切の酵母の添加もせずに発酵させます。
そうして出来たワインを12~18ヶ月樽熟成させビン詰めされます。
出来上がったワインは当然素晴らしく甘口ワインといえば「ソーテルヌだろ」とか
「甘いワインはいらない」とおっしゃる方に、是非デザートワインとしてお試し頂きたい優れものです。