VdFルージュ・レ・ミラン2021 ヴァンサン・トリコ
ヴァンサン・トリコらしい薄旨系の癒しの味わい。
●産地:フランス/オーヴェルニュ
●呼称:ヴァン・ド・フランス
●ブドウ品種:ピノノワール60%
ガメイ・ドーヴェルニュ 40%
●容量:750ml
●赤ワイン
以下ディオニーM氏コメントです。
ブルーベリーやプラム、カシスの香り、苺やプラム、
ブルーベリーのエキスにしっかりとした塩気。
冷涼感がありエレガントな仕上がり。
(コメント2023.1 入荷時の資料)
以下インポーター資料より抜粋
(2023.1 入荷時の資料)
呼称:VdF ヴァン・ド・フランス
栽培/認証:ビオロジック/エコセール
<テロワール>
土壌:花崗岩 砂質 粘土石灰
標高・向き:400~450m・南、西
面積・収量:2ha・40hl/ha
品種:ピノノワール60% (手摘み/平均20年)
ガメイ・ドーヴェルニュ 40%(手摘み/平均50年)
<醸造>
酵母:自生酵母
発酵・熟成:ピノノワールは除梗し
セメントタンクで10日間醸し、ピジャージュと
ルモンタージュをしながら発酵、
古樽・フードル・アンフォラで熟成
ガメイは2週間マセラシオンカルボニック後、
古樽で熟成し、アッサンブラージュ
無濾過・無清澄/瓶詰め:2022年5月
SO2:マロラクティック発酵時:15mg/L
トータル:16mg/L
アルコール度:12%
<特徴>
ピノノワールは除梗しセメントタンクで醸し、ピジャージュやルモンタージュを施しながら発酵、木樽・大樽・アンフォラで熟成し、ガメイはマセラシオンカルボニック後、古樽で発酵・熟成し、瓶詰め前にアッサンブラージュしました。
輝きある紫ガーネット色、フランボワーズやカシス、マッシュルームの香り、柔らかいアタックは穏やかでプラムの酸味をアクセントに、エキス感が口中に柔らかく拡がります。
(インポーター:ディオニー)
商品コード:15756
ドメーヌ・ヴァンサン・トリコ(Domaine Vincent Tricot)
<以下インポーター資料です>
ヴァンサン・トリコ氏は1972年生まれの若き醸造家。南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、
しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。何とまー奇特な方でしょう。
しかしそれは彼にとってChance到来の選択です。この地で長い間(1971年から)無農薬で畑を守っていた、
Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。彼の子供がワイン作りに興味はなく、
残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、
彼に畑とシェ(醸造所)を譲り、2000から2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、
名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
畑は全部で4.60ha、内訳は3.30haのGamay、0.70haのChardonnay、そして何と0.60haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のピノ・ノワールが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で
泣く泣く葡萄の木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。
どうして大変なBIOを選んだのですか?との問いに自然が大好きだからと…。皆BIOの実践者は同じような答えが返ってきます。
意地悪な私は「女性は都会が好きだけど奥様の反対はなかったですか?」との問いに、彼女のお父様もボジョレーで
ネゴシアンをしていたから、田舎暮しやワインへの理解は大丈夫です。と仲の良い御夫婦です。
醸造的には実は辛口の私はまだまだ納得してませんが、将来性あふれる醸造家、彼の今後の活躍に期待したいと思います。
栽培方法:ビオロジック 認証:
AB 新井 順子
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