ユンヌ・トランシュ・メイド・イン・シェナ(ACシェナ)2018 フィリップ・ジャンボン
自然派ワインの偉大なる異端児
フィリップ・ジャンボンのセレクションワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/ボージョレー
●呼称:シェナ
●ブドウ品種:ガメイ
●容量:750ml
●赤ワイン
このキュヴェのみ毎年AOCを取っているそうです。
以下インポーター資料です。
(2024.6 入荷時の資料)
品種:ガメイ
こちらは、代々ブドウ栽培を手がけていた家系に生まれ、ナチュラルワイン造りに取組むべく2014年に独立したドメーヌ ルイ ダミアン ブシャクールの手によるものです。人と自然との共生や関わりをワインに反映させるをコンセプトにワイン造りに取組むルイ ダミアンは、ビオロジックによる栽培を採用。自然酵母による発酵、1ヶ月におよぶ長めのマセラシオン、木樽での熟成を経て亜硫酸無添加で瓶詰めされます。なお、このキュヴェのみ毎年AOCを取得しています。
少々濁った淡いルビー色の外観。スミレの様なフローラルな香りに、ラズベリーの様な赤い小粒のベリー系果実の香りが徐々に立ち上ってきます。その後、徐々にダークチェリーの様な熟れたニュアンスが膨らんできます。
なお、到着直後に飲むと少々の揮発酸を感じます。
味わいは非常にチャーミングで、スルスルと喉を通る軽やかなテクスチュアに仕上がっており、小粒な果実と白胡椒の様な軽いスパイスの複雑な味わいが魅力的で、ドメーヌ物にも感じられるニュアンスも備わっています。2018年と言えば、近年で最も暑い年であったにも関わらず、エレガントで繊細系の味わいに仕上げています。猛暑かつ降雨量が非常に少なかった為、葡萄の樹にストレスが掛かり、同時に糖度が極端に上がりった為、エネルギーに満ちたワインのバランスを取るためにゆっくりと長い発酵が必要だった為、例年以上に時間を掛けて熟成させたとの事。繊細な果実味と同時にジワジワと立ち昇って来る旨味が魅力的な素晴らしいワインです。
(インポーター:野村ユニソン)
商品コード:17728
フィリップ・ジャンボン(Philippe Jambon)
以下インポーター資料より抜粋しました。
「自然派ワインが大好きでたまらない」そんな熱い想いをほとばしらせ、
情熱的に話し続ける姿が印象的なフィリップ ジャンボン氏。
時に頑固なまでの真剣さでワイン造りに向き合う彼は、自然派の生産者仲間から愛着をこめて「自然派バカ」と呼ばれることも。
話題がワインのこととなると友人たちもあきれるくらいヒートアップするジャンボン氏は、ボジョレーの地で、自ら理想とするワイン造りに日々取り組んでいます。
フィリップ ジャンボン氏はかつて、スイスの名門レストラン「ジラルデ」にてソムリエの職に就いていました。
そこで、マルゴーやラフィットといったグランヴァンを口にし、それらが最高のワインであると考えていました。
しかしながら、ある時に口にしたグラムノンのワインをきっかけに、「自然派ワイン」の素晴らしさに心打たれたといいます。
その後リヨンの小さなビストロに移り、ダール エ リボをはじめとする様々な自然派ワインと深く接するようになるなかで、
彼自身も「このようなワインを造ってみたい」という想いが強くなっていきました。
そして、ついに1997年にボジョレー地区にて南向き斜面の樹齢の高い畑を手に入れ、自身のワインを造り始めたのです。
「どんなワインに育つかは、ワインだけが知っている。ある日ある時までに決まった味わいのワインを造ることはできないよ。」
そう言い放つまでに、十分な畑での仕事と丁寧な醸造を行っているのは言うまでもありません。
以上インポーター資料より抜粋しました。
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