以下インポーター資料から抜粋しました。
ナルボンヌ市とベジエ市の間、地中海沿いのクルサン村に1800年より続くぶどう栽培家で、IGPやヴァン・ド・フランスを中心に50ヘクタールの畑を所有しています。
1992年にドメーヌを継承した4代目リオネル・ブティエはこのエリアにおける自然派のパイオニアとして知られ、早1999年にビオロジック栽培を開始しました。
2017年にビオディナミに転換し、2022年に「demeter」の認証を取得しています。
「もともと自然に存在する湿地や小川、木立などを生け垣で保護し、鳥、コウモリ、昆虫、哺乳類など多様な野生生物の生態系を保全しています。
また、秋と冬には畑に20頭の羊を放牧しています。
次に、畑の側でそら豆、ライムギ、アマナズナ、黒オートミール、十字花科といった穀物を栽培しています。
これらの作物はぶどう樹とは異なる根系を持ち、土壌に有機物を与えてくれます。
このようにして土壌、植物、動物が調和し、すべてが健康に共存できる環境を作っています。
これが私の畑のテロワールであり、新たにぶどう樹を植える際は、テロワールに自然に適合できるようマス選抜を実施しています」。
醸造は添加物を使用しないことを旨とし、ナチュラルに行っています。
SO2の使用も最小限に抑え、作品によって「Vin méthode Nature」の認証を取得しています。
彼の作品が口の中でふんわりととろけるように広がることは、甘味、酸味、タンニン、ミネラルといった各要素のバランスが完全に均整であることを表しています。
みずみずしい果実味、美しい酸、伸びやかな余韻。そしてくっきりと表現された、品種ごとの個性と醍醐味。
低位アペラシオンであるにも関わらずワインメディアで激賞され、仏ミシュラン3つ星「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」、
2つ星「ラ・ターブル・ド・フランク・ピュトラ」をはじめとする多数のレストランがオンリストしているのも納得の出来栄えです。