ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・シャルモット2020 フレデリック・コサール
ブルゴーニュの自然派シャソルネイのワイン。
●産地:フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
●呼称:ニュイ・サン・ジョルジュ
●ブドウ品種:ピノ・ノワール
●容量:750ml
●赤ワイン
赤黒果実、土、花などの香り。しなやかな果実味と酸、複雑でバランスの取れたエレガントな味わいです。
(コメント2022.10)
以下インポーター資料です。
(2022.10の資料)
平均樹齢41年のピノ・ノワール100%
土壌:砂混じりの粘土質・石灰質
マセラシオン:セミマセラシオンカルボニック
木桶タンクで23日間
醗酵:自然酵母で2ヶ月
熟成:卵型セメントタンク7hLで12ヶ月、
ステンレスタンクで3ヶ月
収穫日は2020年8月28日。収量は35hL/ha!キュヴェ名は、La Charmotte、La Petite Charmotteと2つの区画にまたがることから、2つを合わせてLes Charmottesとしてリリースした!土壌は、粘土の粘性が低く、レ・ダモードよりもワインは女性的なのが特徴!ピュアな味わいを引き出すため卵型セメントタンクを使用!(前年はクヴェヴリ100%)
グリオットやブルーベリーの熟した果実にココナッツのほのかな甘い香りが重なる。ワインは柔らかくしなやかかつ凝縮したコクが溶けるようにジューシーで、洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンの収斂味が余韻を優しく引き締める!
(インポーター:ヴァンクゥール)
<2020 年の特徴>※インポーター資料
2020 年は、太陽に恵まれ、かつてないほどブドウが早熟の年だった。ブドウ栽培は混沌としていたが、幸い天気が味方してくれ、最終的にどの地域も傷ひとつない健全なブドウを収穫することができた。ただ、例年と違い、全てのブドウがほぼ同時に完熟したため収穫日の采配にとても苦労した。収量的には収量が非常に少なかった 2019 年と比べてコート・ド・ボーヌが 3~5 割増、コート・ド・ニュイが2~3割増だった。ブドウの品質においては、白よりも赤の方が完熟の度合いが高かった。ただ、収穫直前にコート・ド・ニュイのヴォーヌ・ロマネ北からジュヴレ・シャンベルタンにかけて、そしてコート・ド・ボーヌのサヴィニー・レ・ボーヌ、オークセイ・デュレスにかけて局地的に雨が降ったため、この雨を受けたエリアとそうでないエリアで、ワインのキャラクターがはっきりと二分した。
醸造は、赤は 1、2 日でジュースが真っ黒になるくらいタンニンの抽出が良く、醸しは軽くルモンタージュだけで、マセラシオン(Maceration)というよりもむしろアンフュージョン(Infusion)に近い方法で仕上げた。一方、白は、前年同様猛暑によるブドウの窒素不足が原因で、多くのキュヴェの発酵期間が長引いた。また、この年はブドウのタンパク質の含有量が例年よりも多く、Clarification(清澄作業)に時間がかかった。ワインは、今まで以上にクヴェヴリ、卵型セメントタンクの熟成にワインがフィットした年だった。特に、赤とクヴェヴリの相性は群を抜いていた。酒質は太陽からの濃厚さを感じさせない上品なしなやかさがあり、果実味に溶け込むミネラルとタンニンの絶妙なハーモニーに言葉を失うくらいの感動があり、アンフォラワインのイメージを大きく変えるインパクトがあり、注目に値する。総じて、赤白共に太陽を感じるふくよかでボリューム豊かなワインに仕上がっていて、特に赤はキメの細かい上質なタンニンがあり、長熟を予感させる。
商品コード:15462
Domaine de Chassorney (ドメーヌ・ド・シャソルネイ)Frederic Cossard(フレデリック・コサール)
シャソルネイのワインは、決してストラクチャーがはっきりとしていて、
凝縮感があって・・・というポテンシャルの分かりやすいワインではありません
が、テロワールと葡萄の持つ可能性をバランス良く最大限に生かした造りは、
自然派ワインの頂点といって良い素晴らしい仕上がりです。
「シャソルネイ」はサン・ロマン村で1996年より始めたドメーヌです。
オーナーの「フレデリック・コサール氏」は、栽培・収穫・醸造まで自身がすべて関わるという
非常に凝った造り主です。(ビオデナミ実践)
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