シプリアン・リルーは自然派シードルの生産者です。
ビオロジックで栽培、野生酵母、SO2等の醸造添加物の使用もなく、自然なアプローチで造られています。
透明感があって旨味のあるバランスの良い仕上がりとなっています。
以下インポーター資料です。
シプリアンは、グランゼコール(高等教育機関)で商業を修めたものの「地に根差した仕事」に従事したいと考えるようになります。
ビオロジックのシードル造りをレ・サンク・オテルの醸造長、エティエンヌ・フルネに師事し、シードル造りの道を歩むことを決めました。
もともと家族で所有していたのはとても小さな果樹園だったので、近隣の放置された果樹園からもリンゴを購入しています。
それらの果樹園はどれも手入れの放置された果樹園が多くまた、所有者達も高齢であることが多いので、
彼らの元を一人一人訪ねては、シプリアンの手で剪定などの管理から収穫までを行わせてもらえるよう交渉して回っています。
リンゴの樹の仕立ては植密度が低く仕立ても高い、オート・ティージュと呼ばれる伝統的な仕立てのリンゴのみを使います。
収量は少なくとも植え付け間隔が広く、農薬の散布回数も少なく済み、リンゴ樹へのストレスも少ないことから、リンゴ樹の寿命も長いそうです。
醸造添加物の使用はなく、一次醗酵終了後の濾過により一度醗酵を止めて瓶詰。
原料となるリンゴ/洋ナシは、複数種類の品種を、酸味、甘み、苦みと言った要素に大別し配合を決めているそうで、
2020年の初VTから透明感と甘み、適度な雑味、収斂味のバランスの良いシードルをリリースしています。